Snow Mercy

提供：MTG Wiki

2010年のホリデーギフトカード。無慈悲/No Mercyのパロディであり、カード名とマナ・コスト、能力が似ている。

やたらとタップ・シンボルとアンタップ・シンボルが並んでいるが、結局のところは（催眠の宝珠/Mesmeric Orbなどが設置されてない限り）タップ・シンボル1つだけと変わらない。あなたにダメージを与えたクリーチャーをタップして封じ込めることができる。無慈悲や黄金化/Aurificationと同じような使い方ができるだろう。

• スノーグローブ（スノードーム）をモチーフにしているものと思われる（→Wikipedia:ja:スノーグローブ）。ドーム状の透明な容器に水と白い物体が入っており、軽く振ることでまるで雪が降っているような風景を作ることができる。特殊タイプ「氷雪」や能力の起動コスト（ドームを揺らす）も、それをイメージしているようだ。
• イラストも無慈悲のパロディになっている（無慈悲のイラスト）。ドームの底にあるのはトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyで、浮いているのはファイレクシア/Phyrexiaの戦争機械たちであり、元のイラストと同じ機械が描かれている。
• 強く振りすぎるととんでもないことになってしまうようだ（日本語訳は私訳）。

WARNING:Shake gently. Contents may cause choking, hypothermia, and/or planar invasion.

注意：やさしく振ってください。内容物は窒息、低体温症、次元侵略を起こすおそれがあります。

• 2016年頃、「プレイヤーは、コストを完全に支払うために必要なリソースを持たずにそのコストを支払うことはできない(CR:118.3)ため、この起動コストは支払えない」と話題になっていたが、2019年時点ではそれは個々のコストに適用されるもので総コストの支払い前にすべてのリソースを勘案することはない、という回答が出ている^[1][2][3]。

[編集] 参考

1. ↑ MTG質問箱(認定ジャッジ運営のTwitterアカウント 2016年2月24日) - (能力の起動の可否において、近似状況における認定ジャッジの回答)
2. ↑ Magic Judges Forum / Rules Q&A(2019年7月26日) - 近似状況におけるジャッジフォーラムの回答
3. ↑ Pay the cost(s)(認定ジャッジのブログ「closet belief 2」 2019年8月2日)

• Wallpaper of the Week: Snow Mercy（壁紙・待受、WotC）
• カード個別評価：プロモーショナル・カード、特殊カード