虚身/Null
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虚身(きょしん)/Nullは、ゼンディカー/Zendikarに棲息するゾンビ。
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[編集] 解説
吸血鬼/Vampireの始祖である血の長/Bloodchiefに血を吸われた生物は、新たな吸血鬼となる。一方、それ以外の吸血鬼が肉体を損壊することなく(とりわけ暴力的で嗜虐的な吸血鬼にとってはよくある問題だ)生者の血を飲み干した場合、その肉体は恐ろしい変貌を遂げる――犠牲者は萎びてやつれた姿となり、肌は完全に青ざめ、ギザギザの歯が並ぶ口だけを残して顔の部位が消失し、滑らかな卵形の頭となる(イラスト1、イラスト2、イラスト3)。これが虚身だ。
虚身の肉体は萎びて歪んでいるが、超自然的な強さを持つ。他の次元/Planeの一般的なゾンビと比べ、動きも素早い。彼らは吸血鬼の命令に容易に従い、命令されずに放置されたなら目につく生命を何であれ狩り殺す。彼らは吸血鬼の貴族に対して無意識に忠実な下僕であり、吸血鬼の支配下にある虚身の数は、グール・ドラズ/Guul Draz大陸におけるその吸血鬼の家系の地位と権力の印となっている。誇大妄想の邪悪な吸血鬼は虚身の軍勢を率いており、それを用いて恐怖を撒き散らす。
[編集] ゲームでの特徴
ゾンビのクリーチャー・タイプを持つ。ほとんどは黒単色。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- ゼンディカー
- 愚鈍な虚身/Mindless Null
- ワールドウェイク
- よだれ流しの虚身/Slavering Nulls
- エルドラージ覚醒
- 逃亡した虚身/Escaped Null、虚身の勇者/Null Champion
- 戦乱のゼンディカー
- 大食の虚身/Voracious Null
- ゲートウォッチの誓い
- 虚身呼び/Null Caller、ベイロスの虚身/Baloth Null
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ゼンディカー
- 愚鈍な虚身/Mindless Null
- ワールドウェイク
- カラストリアの貴人/Kalastria Highborn
- 戦乱のゼンディカー
- 大食の虚身/Voracious Null
- ゲートウォッチの誓い
- ドラーナに選ばれし者/Drana's Chosen
[編集] イラストに登場
- ゲートウォッチの誓い
- 屍体の攪拌/Corpse Churn
- ゼンディカーの夜明け
- 忘却の虚僧/Nullpriest of Oblivion、マラキールの再誕/Malakir Rebirth、血の招き/Blood Beckoning
[編集] 登場作品・登場記事
- A Planeswalker's Guide to Zendikar: Guul Draz(Savor the Flavor 2009年10月21日 Magic Creative Team著)
- Angry Lands, Brave Adventurers, and Other Decks for Vorthos(Savor the Flavor 2010年2月10日 Doug Beyer著)
- Plane Shift: Zendikar(Feature 2016年4月27日)
[編集] その他
- 「null」とは英語で「ゼロの」「無の」あるいは「表情のない」を意味する形容詞。日本では「ヌル」と読まれることが多いが、英語での発音は「ナル」。