チョー=マノ/Cho-Manno
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チョー=マノ/Cho-Mannoは、メルカディアン・マスクスのキャラクター。カードとしてはメルカディアン・マスクスの革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionaryが初出である。
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[編集] 解説
メルカディア/Mercadia、ラッシュウッド/Rushwoodの森に住むチョー=アリム/Cho-Arrim人の若き長。成人と同時に一族の中より選ばれその地位に就く。人間男性。
穏やかで真っ直ぐな性格に強い意志を合わせ持ち、一族の精神的支柱として、またメルカディアに対する反乱軍のリーダーとしての人望も篤い。漆黒の瞳に焦茶の髪、涼しげな風貌、と描写される。髪にはコインを数珠つなぎのように付けている。身長 5'5"(165cm)のオアリム/Orimと小説での描写から比較するに、6'5"(195cm)前後で、かなりの長身と思われる。
空から落ちてきた船(ラースを脱出したウェザーライト/Weatherlight号)を、チョー=アリム人の魔術師が枯れ谷に洪水を起こして回収した際、中の医務室に残っていたオアリムと出会う(物語中盤に明かされるが、この時オアリムに強烈な一目惚れをする)。そして船とともに彼女をラッシュウッドへと連れて帰り、森の奥深くにある村へと迎え入れる。チョー=アリムの生き方とサマイト/Samiteの教えには互いに通ずるものがあり、共に過ごすうちに2人は親近感とともに憧れや尊敬を互いに抱くようになり、いつしか相思相愛の間柄となる。
カテラン組合/Cateranとジェラード/Gerrardたち(タカラ/Takaraに変装しウェザーライト号に乗り込んだヴォルラス/Volrathに騙されていた)がラッシュウッドの森を襲撃した際に命を落としたかに思われたが、実は生き延びており、チョー=アリムの生き残りやゴブリンの支配を良しとしないメルカディア人の協力者とともに反撃の機会をうかがっていた。海上都市サプラーツォ/Saprazzoでオアリムと再会を果たし、サプラーツォの大臣らの協力も得てメルカディアへ向かう。そしてジェラードらウェザーライト号のクルーと和解し、ともにメルカディア市に対する行動を開始する。周到な準備の後に嵐を起こしそれに乗じて蜂起すると、カイレン・ゴブリンやカテラン組合、メルカディア市長を打ち倒して一族を遂にメルカディアによる圧制から解放した。
ウェザーライト号がドミナリア/Dominariaへと帰る際、オアリムにこの次元に残ることを望んでいたが、彼女の使命もまた理解しており、再会を約束して空へと去るウェザーライト号を見送った。アポカリプスの後、プレインズウォーカーとなったカーン/Karnがオアリムをメルカディアへ送り届けたので、その後無事2人で幸せな生活を送ったものと思われる。
- 以上のエピソードから、ウェザーライト・サーガ唯一?の、非常に貴重なハッピーエンドカップルとも言える。
- クリーチャー能力としての「死ににくさ」はストーリーでも遺憾無く発揮されている。本人曰く、チョー=アリム人は見た目より生命力が強い、とのこと。
- 戦闘においては円月刀を手に果敢にカイレン・ゴブリンと1対多数の戦いを繰り広げていた。クリーチャー能力を考えるにゴブリンに勝ち目がある訳ないのだが……。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] イラストに登場
- メルカディアン・マスクス
- チョー=マノの祝福/Cho-Manno's Blessing、月明かりの不寝番/Moonlit Wake、恭しきマントラ/Reverent Mantra、正義のオーラ/Righteous Aura、苦しい闘い/Uphill Battle、敵愾心/Warpath
[編集] フレイバー・テキストに登場
- メルカディアン・マスクス
- 死者への敬意/Honor the Fallen、象牙の仮面/Ivory Mask、レイモス教の団長/Ramosian Commander、正義のオーラ/Righteous Aura、苦しい闘い/Uphill Battle、敵愾心/Warpath
- 第10版
- 啓蒙/Demystify
[編集] 登場作品
- Mercadian Masques (小説)
[編集] 参考
- ドミニア英雄譚 〜革命家チョー=マノ編〜 (タカラトミー、サイト消失によりInternet Archive)
- 背景世界/ストーリー用語