アロン・キャパシェン/Aron Capashen

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アロン・キャパシェン/Aron Capashenドミナリア初出のキャラクター。カードとしては団結のドミナリアベナリアの堕落者、アロン/Aron, Benalia's Ruinが初出。

目次

[編集] 解説

AR4560年のドミナリア/Dominariaベナリア/Benaliaの最高議長を務める[1]人間/Human貴族。男性。年齢は中年(Middle-Aged、一般的に45~65歳ほどを指す)[2]

彼はベナリアの七氏族キャパシェン/Capashen家の当主であり、かの勇士ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenの遠い親類に当たる[3]。娘にキャパシェン家後継者のダニサ・キャパシェン/Danitha Capashenを、息子にラフ・キャパシェン/Raff Capashenを持つ[1]

新ベナリア/New Benaliaの騎士団を率いており、その正義への情熱はひとりひとりを闘士10人に値する戦力に変えると言われている[2]

[編集] 経歴

[編集] 砂時計の砂粒/Sand in the Hourglass

ベナリア/Benaliaケルド/Keldの和平会談においてベナリア側の代表として出席する。ラーダ/Radhaが乱暴者のふりをしている事を見抜くなど聡明な点を発揮しており、条約は円滑に結ばれると思われた。しかし、テフェリー/Teferiが乱入し新ファイレクシア/New Phyrexia次元/Planeを超えて統制された侵略を企んでいることを語ると場は騒然となり、その日の交渉は中断となった。

翌朝、カーン/Karn鳥に偽装したファイレクシアの諜報員を交渉の場に提示するとアロンは顔面蒼白になった。その時、ベナリアの騎士に擬態していた潜伏工作員/Sleeper Agentが正体を現し、触手でアロンの身体を包み込んだ。カーンの奮闘も虚しく、ファイレクシア人は彼を攫い交渉の場から去っていった。

[編集] 手酷い一撃/A Brutal Blow

アロンを追いコイロスの洞窟/Caves of Koilosへたどり着いたダニサ・キャパシェン/Danitha Capashen達の前に、アーテイ/Ertaiが姿を現した。その後に続いたのは、完成化されたアロン・キャパシェンであった(イラスト)。アーテイは彼を、自らの足で歩き言葉を話す、新ファイレクシアの勝利の必然性として利用しようとしたのだ[3]

だが、アロンは苦悩の表情を浮かべていた。彼は他のファイレクシア人と違い、まだ自分が何者であるか、何をされたかを理解しているようであった。アーテイの「やるべきことをやれ」との命に従い、彼はダニサに斬りかかったが、その動きは自らに抵抗するかのごとくぎこちなかった。残された生身の目からはぎらつく油が滲み出ていた。「ダニサ、やるべきことをやれ」アロンはアーテイの言葉の歪んだこだまを口にしていた。

ダニサの顔に一瞬の絶望がよぎり、そして次の瞬間には決意の表情へと変わった。彼女は大剣を振り下ろし、父親を偽りの生命から解き放った。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] 登場作品・登場記事

ドミナリア
団結のドミナリア

[編集] 訳語

ドミナリアの伝説たちにおける初出時はアン・キャパシェンと訳されていた。団結のドミナリアでの再登場時はアン・キャパシェンとなっている。

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 ドミナリアの伝説たち
  2. 2.0 2.1 メインストーリー第2話:砂時計の砂粒
  3. 3.0 3.1 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち

[編集] 参考

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