ジェンリク/Jenrik

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2017年2月11日 (土) 23:53時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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ジェンリク/Jenrikイニストラード・ブロックおよびイニストラードを覆う影ブロックのキャラクター。カード化はされていない。

目次

解説

イニストラード/Innistradの名高い天文術士/Astronomancer[1]人間の男性。

ネファリア/Nephaliaの銀の砂浜/The Silver Beachに立つ月長石の塔に住むジェンリクは、外界との一切の接触を絶ち、謎めいた天体研究に従事している。彼は月の観測を行い、その通り道を星図上に凄まじく緻密に記録している。彼の仮説によれば、イニストラードの月は銀の粒から成る広大な砂漠であるという。また彼は月の持つ奇妙な力が生物に及ぼす影響も研究している。彼は地上の銀はすべて月に由来するものであり、銀の力と月の力との間には関係があると考えている。

護法が彼の塔から狼男を遠ざけており、ストロムカーク/Stromkirk家の吸血鬼もこれほどまでに月への深い理解を有する者は実は強大な力を持っているのではないかと考え、その知識を恐れている。彼はイニストラードの未来を予見する者であるとも、故郷に帰ろうとしている霊/Geistであるとも、あるいは天使悪魔の類であるとも噂されている。

経歴

アヴァシンの帰還

イニストラードを訪れたタミヨウ/Tamiyoはこの次元/Planeの銀の月に心惹かれ、それが生物に及ぼす影響を調べて膨大な記録を書いた。やがて彼女は高名な天文術士ジェンリクを訪ね、彼とともに月の研究を行うようになった。

アヴァシン/Avacyn獄庫/The Helvaultから解放されると、2人はこの天使が世界に与える影響や、彼女と月との関係についての理論を組み立て始めた。

溺墓の寺院/The Drownyard Temple

アヴァシンの帰還から約1年後、イニストラードで様々な異変が発生し、ジェンリクとタミヨウはそれらを調査し始めた。ジェンリクがレム・カロラス/Rem Karolusに依頼して月長石の塔のタミヨウのもとに届けさせた狼男の死体は、必ず起きるはずの死後反転/Death reversionを起こしていなかった。

マルコフ荘園の謎/The Mystery of Markov Manor

ジェイス・ベレレン/Jace Belerenは崩壊したマルコフ荘園/Markov Manorで記憶の残滓のようなものを目にし、ジェンリクの最期を追体験する。

タミヨウは研究内容を記録し続けていた日誌をジェンリクに預け、マルコフ荘園の調査に向かわせた。しかし荘園で彼はマルコフ/Markov家の吸血鬼たちに捕らえられてしまう。さらに折悪く居合わせたナヒリ/Nahiriの攻撃の巻き添えに遭い、彼は石壁の中に閉じ込められて絶命した。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

闇の隆盛
塔の霊/Tower Geist
イニストラードを覆う影
手掛かり・トークン・カードコレクター番号14)

登場作品・登場記事

脚注

  1. astronomancerは「astronomy(天文学)」と接尾辞「-mancer(占い師)」を組み合わせた造語だろう。記事によっては星術師とも訳されている。

参考

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