鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs
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スライの基礎ともいえる赤のコモンの2マナ2/2クリーチャー。
現在の感覚からするとパワー1以下のクリーチャーしかブロックできないこれは、あまり強いとは思えないかもしれない。だが、当時の赤では2マナ2/2というのは非常に優秀で、問題のデメリット自身もスライの「常に攻撃に参加させる」という発想では全くデメリットにならない。Jay Schneiderが提唱したマナカーブ理論を見事に体現したクリーチャーと言えよう。
- 当時、ある大会では上位8位中7人がこの鉄爪のオーク(スライデッキ)を選択していた、という逸話もある。
- 後年には巨体のゴブリン/Hulking Goblinなどの下位互換が登場している。
- このカードとぐるぐる/Twiddleは、マジック:ザ・ギャザリング史上初の「一度基本セットから外された後、再び基本セットに収録されたカード」である(アンリミテッドに収録されたがリバイズドで外れ、第4版で再び収録された)。
参考
- First Reappearances(WotC、英語)
- 鉄爪山脈/Ironclaw Mountains(背景世界/ストーリー用語)
- デッドガイレッド
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - コモン
- カード個別評価:Masters Edition 2 - コモン