統率の塔/Command Tower
提供:MTG Wiki
統率者戦やその変種の各フォーマットにおいては実質的に好きな色マナを生み出せることに等しく、何のデメリットもない多色土地として扱える。同フォーマットで多色デッキを使用するのであれば欠かせないカードとなっており、統率者戦用セットおよびブロール用のBrawl Deckでは、固有色が多色である全ての構築済みデッキにこのカードが封入されている。
- 無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreのような固有色が無色のクリーチャーを統率者にしている場合、無色は色ではないためマナを生み出せないことに注意。
- 統率者戦およびその変種のフォーマット以外では無色マナすら生み出せないため、ただの置物である。
- 固有色を参照する土地としては、後にオパールの宮殿/Opal Palaceや祖先の道/Path of Ancestryが作られている。また、マナ・アーティファクト版の統率者の宝球/Commander's Sphereと秘儀の印鑑/Arcane Signetも登場している。
- 真鍮の都/City of Brassのように好きな色を出せるのではなく、固有色しか生み出せない。これは対戦相手の友なる石/Fellwar Stoneや風変わりな果樹園/Exotic Orchardなどに利用されにくくなるメリットがある。
- イラストは初出の統率者版(イラスト)のほか、新規イラストも何度か与えられており、Commander's Arsenal版(イラスト)、エルドレインの王権版(イラスト)、Commander Collection: Green版(イラスト)、Commander Collection: Black版(イラスト)、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い版(イラスト)などが存在する。また、Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane: LandsではSummoner's Riftという別名で登場した(イラスト)。
- エルドレインの王権版の紙の日本語版のカードはエルドレインの王権のコレクター・ブースター日本語版から入手できるのだが、何故かGathererには掲載されていない。
- ウォーハンマー40,000統率者デッキおよびドクター・フー統率者デッキでは構築済みデッキごとに異なるイラストで収録されている。
関連カード
- 高閣這い/Tower Winder - 統率の塔をサーチまたは回収できる。(サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ)
参考
- 壁紙(Internet Archive) (WotC)
- カード個別評価:エルドレインの王権 - コモン(Brawl Deck)
- カード個別評価:統率者 - コモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い - コモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ - コモン
- カード個別評価:統率者マスターズ - コモン
- カード個別評価:Fallout統率者デッキ - レア(Vault Boyボーダーレス版カード)
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Brain Dead: Staples
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair: Sheldon's Spellbook
- Secret Lair Drop Series: Through the Wormhole
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane: Lands
- Commander Collection: Black
- Commander Collection: Green
- Commander's Arsenal