ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi (ストーリー)

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曖昧さ回避 この項目ではストーリー用語について記述しています。 イニストラード：真紅の契り初出のクリーチャー・カードについてはヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiをご覧ください。

ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiはイニストラード：真紅の契りのキャラクター。カードとしてはイニストラード：真紅の契りのヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi - 冥府の予見者、ヘンリカ/Henrika, Infernal Seerが初出。

目次

解説

イニストラード/Innistradの吸血鬼/Vampireの血統の一つ、ダムナティ/Domnathi家の始祖。女性（イラスト1、イラスト2）。

ダムナティ家の吸血鬼はデーモン/Demonと取引を行い、その愛と引き換えにデーモンの強力な血を得る。ダムナティ家の強大な魔法は同族の吸血鬼にとっても危険なものであると四大血統の者たちは考えており、古の時代、ダムナティ家は何度も大粛清の対象となってきた。ヘンリカは生き残った者たちを今日まで率いており、復讐の真紅で書かれた名前のリストを何よりも大事にしている。オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenはダムナティ家の魔法に以前から興味を抱いており、事を丸く収めるための努力の一環として、ヘンリカを結婚式に招待さえした。オリヴィアの名前がヘンリカのリストに載っているか定かでないにもかかわらず。

経歴

血の祝福/The Blessing of Blood

狂気に陥ったアヴァシン/Avacynが破棄され、エムラクール/Emrakulがイニストラードに姿を現す中、オドリック/Odricのいる礼拝堂にヘンリカが現れた。彼女の狙いは特別な聖水、アヴァシンの涙/The tears of Avacynを用いて、主であるオーメンダール/Ormendahlのための儀式を行うことであった。ヘンリカは悪魔崇拝に堕ちた聖戦士/Catharたちと、ダムナティ家の吸血鬼たちを率いてオドリックに襲いかかった。その場にサリア/Thaliaが駆けつけるも、圧倒的な敵の数を前に劣勢は変わらなかった。

サリアはヘンリカに、オリヴィアと交わした約束を告げたが――この戦争が終わるまで、すべての吸血鬼は人間/Humanの血を流すことはしないというものだ――ヘンリカは「下位」の血統にその約束は適用されないと主張し、礼拝者の男を殺すと、その娘を人質に取って二人に服従を迫った。サリアは断固として拒否し、ヘンリカはサリアに剣を振り下ろした――だがオドリックが彼女を庇い、胸で刃を受けた。 吸血鬼たちは我先にとオドリックの血を貪り、ヘンリカもオドリックを吸血鬼に変質させるべく、自らの血を流し込んだ。だがその血を飲んだ吸血鬼は次々と沸騰し、爆ぜていった。ヘンリカも例外ではなく、その皮膚が沸騰し始めた――オドリックは自らの血に聖水を混ぜていたのだ。さらにサリアの剣に脇腹を貫かれたヘンリカは、捨て台詞を吐き、霧に変身して逃げ去った。

社交儀礼の陰気な重み/The Dolorous Weight of Pleasantries

イニストラードに永遠の夜が訪れる中、オリヴィアはエドガー・マルコフ/Edgar Markovとの結婚式を開いた。驚くべきことに、彼女はこの式にダムナティ家の者まで招待したようだった。参列者のレリオ・ヴォルダーレン/Relio Voldarenはこれ見よがしにダムナティの悪口を言っていたが、その言葉は最後まで続かなかった。彼は口から血を溢れさせて倒れ、その背後には、グリセルブランド/Griselbrandの元愛人とまで噂されるヘンリカが立っていた。レリオと一緒にいた流城のコーデリア/Cordelia Stromkirkは、ヘンリカに彼の友人かと訊かれ、即座に否定した。

登場

登場カード

登場作品・登場記事

参考

「http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3/Henrika_Domnathi_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC)」より作成
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