ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix
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伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行、トランプル
ターナジール・クアンドリクスが戦場に出たとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に置かれている+1/+1カウンターの個数を2倍にする。
ターナジール・クアンドリクスが攻撃するたび、あなたは「ターン終了時まで、これ以外であなたがコントロールしているすべてのクリーチャーの基本のパワーとタフネスは、ターナジール・クアンドリクスのパワーとタフネスに等しくなる。」を選んでもよい。
クアンドリクス大学/Quandrix Collegeの創設者である伝説のエルダー・ドラゴン。ETBでクリーチャー1体の+1/+1カウンターを2倍にし、攻撃するたびに他の味方クリーチャーを全てこれと同じ基本サイズにする能力を持つ。
+1/+1カウンターを乗せたクリーチャーを用意する、これより基本のP/Tが低いクリーチャーを用意するという下準備は必要なものの、2つの能力により自軍の総打点を大きく伸ばすことが可能である。これを対象とすることで単体強化を全体強化のように用いることも可能。
自身の創設した大学のマスコットであるフラクタルは、基本のP/Tが0/0で+1/+1カウンターが乗った状態で生成されるため、誂えたようにどちらの能力とも相性が良い。
リミテッドではランプを得意戦術とするクアンドリクス大学/Quandrix Collegeの長でありながらミッドレンジ気味に組んだ時にも強い変わったカード。小粒とはいえフラクタルを展開することができ自身もターナジールよりサイズの小さい生物数学者/Biomathematicianとは相性がよく、高打点で一気に押し切ることができるだろう。ETB能力が使えなくても5マナ4/4飛行・トランプル+αは十分に強く、ランプデッキの中継ぎ戦力として使っても活躍するだろう。
- 次元/Planeは異なるが、タージ=ナール/Taj-Narという大変紛らわしい地名が存在する。
再調整
2022年7月7日、MTGアリーナのアルケミーおよびヒストリックで使用可能なカードに再調整が行われた。
4マナのドラゴンや天使、その他アルケミーに存在する飛行クリーチャー達に対して防御的な実用性が高まり、攻撃時に最後の能力がより強力になるよう、パワー/タフネスが5/5になった[1]。
関連カード
サイクル
ストリクスヘイヴン:魔法学院の創始ドラゴン/The Founder Dragonsサイクル。対抗色2色の伝説のエルダー・ドラゴンで、稀少度は神話レア。
- シャドリクス・シルバークイル/Shadrix Silverquill(白黒)
- ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari(青赤)
- ベレドロス・ウィザーブルーム/Beledros Witherbloom(黒緑)
- ヴェロマカス・ロアホールド/Velomachus Lorehold(赤白)
- ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix(緑青)
背景ストーリー上はストリクスヘイヴン/Strixhavenの創始者であり、五つの大学の名は彼らの名に因む。
ストーリー
ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrixはアルケヴィオス/Arcaviosの創始ドラゴン/The Founder Dragonsの一体で、魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenのクアンドリクス大学/Quandrix Collegeの創設者(イラスト1、イラスト2)。
脚注
- ↑ Alchemy Rebalancing for July 7, 2022/2022年7月5日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年7月1日)