ヘリオン
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ヘリオン/Hellionは、クリーチャー・タイプの1つ。口部にいくつかの触手を持った、巨大な環形動物のような姿をしている。
いずれも赤か赤を含む多色で、中型以上のものがほとんど。ダメージを与える能力を持つものが目立つ。
Volcano Hellion / 火山の乱暴者 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ヘリオン(Hellion)
クリーチャー — ヘリオン(Hellion)
火山の乱暴者はエコー(X)を持つ。Xはあなたの総ライフである。(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
火山の乱暴者が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火山の乱暴者はそれとあなたに、あなたが選んだ量のダメージを与える。そのダメージは軽減されない。
Crater Hellion / 火口の乱暴者 (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ヘリオン(Hellion) ビースト(Beast)
クリーチャー — ヘリオン(Hellion) ビースト(Beast)
エコー(4)(赤)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
火口の乱暴者が戦場に出たとき、それは他の各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
このクリーチャー・タイプが登場したのは次元の混乱発売時で、当初は次元の混乱に収録された火山の乱暴者/Volcano Hellionしかこのクリーチャー・タイプを持っていなかった。その後、2007年9月のオラクル変更の際に火口の乱暴者/Crater Hellionなどのカード名に「Hellion」がつくクリーチャー(→カード名を「Hellion」で検索)と、公式に"Hellion-Headed Hydra"(ヘリオンの頭を持つハイドラ)と称された憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seedがヘリオンのクリーチャー・タイプを獲得した。
- ヘリオン・クリーチャー・トークンを出す乱暴者の噴火/Hellion Eruptionがある。
- 「Hellion」とはカード名で訳されているように「乱暴者」という意味だが、もっと直接的に「地獄に住むもの」という意味もある。一方で子供に用いられると「腕白」という意味合いが強くなる。ちなみに「Hellion」の語源は「見下げ果てたやつ」といったような意味の方言である「Hallion」で、これに「地獄」を意味する「Hell」が同化して現在の形になった。また、「Hell」+動作や状態を表す接尾辞「ion」であるという説もある。
- 上記の日本語的意味合いのこともあってかミラディンの傷跡では炎生まれのヘリオン/Flameborn Hellionの「Hellion」がそのまま「ヘリオン」と訳されている。