血清の粉末/Serum Powder

提供:MTG Wiki

2008年8月27日 (水) 14:10時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Serum Powder / 血清の粉末 (3)
アーティファクト

(T):(◇)を加える。
あなたがマリガンでき、かつ血清の粉末があなたの手札にあるときならいつでも、あなたは「あなたの手札のカードをすべて追放し、その後、同じ枚数のカードを引く」ことを選んでもよい。(あなたはマリガンに加えてこれを行うことができる。)


ミラディン・ブロックに多い、ルール破壊カードの1つ。「マリガンすると初期手札が減る」というルールを破壊する。

このカードの2番目の能力は、それが手札にあるときに使用できる。通常のマリガンと異なり、それまでの手札にあったカードの枚数と同じ枚数のカードを引くことができる。ただし、前の手札はゲームから取り除かれてしまうので、例えば土地6枚と血清の粉末という手札でこの能力を使用してしまうと、デッキにある土地の枚数が減り、次は土地が1枚しか引けないなどの状況に陥る可能性もある。

初手に無い場合にも、一応無色マナが出るマナ・アーティファクトとして機能するが、やはりその性能はいまいち。初手以外で引いてしまう事も考えれば、ウルザのガラクタ/Urza's Bauble通りの悪霊/Street Wraithのような、いつ引いても問題ないカードを使う方が良いかもしれない。使いどころが難しいカードである。

とはいえ、「必ず初手に欲しいカード」が存在する場合には、結構有用である。例えば、虚空の力線/Leyline of the Voidとセットでサイドボードに入れると、虚空の力線を初手に引ける確率が結構上がる。また、ヴィンテージフリゴリッドのように、「Bazaar of Baghdadが来ないと回らない」といったデッキにも有用で、実際にメインデッキから4枚積みで採用される場合もある。

  • 「マリガン」という言葉がカード内に登場する唯一のカード。
  • 「このカードが無いのでマリガンします」などとレミィのようなことをやってはいけない。
  • このカードの2番目の能力は、カードを作るのは君だ!の第1回で送られた没アイディアが基になっている(参考

参考

QR Code.gif