冷たき集いのキンズー/Kinzu of the Bleak Coven
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 吸血鬼(Vampire)
飛行
あなたがコントロールしていてトークンでもこれでもないクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは「2点のライフを支払い、それを追放する。」を選んでもよい。そうしたなら、1/1であり毒性1を持つことを除き、そのクリーチャーのコピーであるトークン1つを生成する。(それに戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒(poison)カウンター1個を得る。)
ファイレクシア:完全なる統一のジャンプスタート・ブースター「堕落/Corruption」テーマの専用レア。自軍の他のクリーチャーが死亡したとき、悪夢の番人/Nightmare Shepherdに似た形で変則的に復活させる伝説のファイレクシアン・吸血鬼。
5マナ5/4フライヤーという優秀なサイズを持ち、さらにトークン以外の自軍を1/1トークンとして蘇らせる。ETB能力や接死持ちと相性がいい。
ただ、このクリーチャーが戦場に居ると相手が攻撃してくることが少なく、除去もこのカードが狙われやすくなるため工夫をしないと効果を使う機会は少ないが、明確なコンボに使おうとすると伝説のクリーチャーである点やコストの重さが気になる。復活したクリーチャーは毒性を持つが、このカード自体は毒性を持たないので相性はいまひとつ、このカード自身で攻撃した方が勝利に近づくことも多いだろう。毒カウンターを扱う戦術では元から毒性を持つクリーチャーが採用されやすい点もネック。
サイズ目当てで吸血鬼デッキに1枚挿しし、能力は使えれば幸運程度の認識で運用するのがいいだろう。
関連カード
サイクル
ファイレクシア:完全なる統一の、特殊ブースターパックに収録されているレアカードのサイクル。ゴライアスの孵卵場/Goliath Hatcheryのみエンチャントで、他はクリーチャー。
各色の対応したジャンプスタート・ブースターに確定で1枚封入されており、セット・ブースターやコレクター・ブースターにも収録されている。
- ダニの監視者/Mite Overseer
- 血清の君主/Serum Sovereign
- 冷たき集いのキンズー/Kinzu of the Bleak Coven
- 呪い金の警衛、ルク/Rhuk, Hexgold Nabber
- ゴライアスの孵卵場/Goliath Hatchery
ストーリー
キンズー/Kinzuは新ファイレクシア/New Phyrexiaのファイレクシア人。女性。
族長ヴラーン/Vraanの「冷たき集い」を構成する吸血鬼の暗殺者たちは静かで危険な殺し屋であり、牙と爪を用いて犠牲者をずたずたに引き裂く。だがキンズーの野望は常に、自身のふたつの手で殺せるものよりも大きかった。標的をひとりずつ殺すだけでは決して満足できず、彼女はファイレクシア病/Phyresisを自らの長所として役立たせる手段を見つけた。キンズーは犠牲者の心と身体をぎらつく油に感染させて彼女のために殺す殺人人形へと変え、自らの邪な目的を永続させている。
登場記事
参考
- Phyrexia: All Will Be One Jumpstart Booster Themes and Card Lists/『ファイレクシア:完全なる統一』ジャンプスタート・ブースターのテーマとカード一覧(Daily MTG 2023年2月1日)
- コピーカード
- 冷たき集い/Bleak Coven(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ファイレクシア:完全なる統一 - レア(番外カード)