ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
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元祖「実用的な」使いまわし火力。ダブルシンボル(実質トリプルシンボル)ながらも様々なデッキに投入され活躍した。
何度打ち消しても戻ってくるため、パーミッションに対して脅威となった。ミラージュ時代では雲散霧消/Dissipateはこのカードのために使われたといっても過言ではない。このカードを除去兼フィニッシャーとするカウンターハンマーというデッキも登場し、トーナメントを賑わした。パーミッション対策となるはずのカードが、パーミッションと手を結ぶとは皮肉なものだ。
第8版でも再録されたが、日の目を見ることは無かった。高速デッキが多かったことや、青がしばらく弱かった事、神河物語後は天敵である邪魔/Hinderや頭蓋の摘出/Cranial Extractionが存在したためである。
第9版を選ぼうでは陶片のフェニックス/Shard Phoenixに負け、第9版再録を逃している。
- 正確にいうとこれ以前にも死の火花/Death Sparkという「墓地から手札に戻る」火力呪文もあるにはあったが、威力や条件面で、当時のスタンダードなどにおいて活躍はできなかった。現在のヴィンテージでは、それを使用するデッキは存在する。
- 第8版の日本語版では、テキスト内にボガーダンの槌と書かれている(漢字の偏が違う)。