電位式リレー/Galvanic Relay

提供:MTG Wiki

2022年3月8日 (火) 04:51時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Galvanic Relay / 電位式リレー (2)(赤)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。次のあなたのターンの間、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、これを、このターンにこれより前に唱えられた呪文の数と同じ回数コピーする。)


ストームを持つ衝動的ドローの一種、ただしプレイできるのは次のターンに限定されている。

マナ加速手段も含めて軽量の呪文を大量に詰め込んだストーム系デッキでは、手札枚数の増加は稼げるストーム数に直結する。次ターンの(衝動的)ドローを増やすこれは、このターンで稼いだストーム数を元に次ターンのストーム数を水増しできることになる。1ストームに1枚のカードが使われているので差し引きゼロに思えるが、キャントリップ分だけ枚数で得をしている。

パウパーではリスストームに採用される。見切り発車でフィニッシャーのストーム呪文を引けずとも次のターンに持ち越せて、手札破壊の届かない所に置いておけるため非常に強力。騒鳴の嵐/Chatterstorm禁止カードに指定された後も、ケッシグの炎吹き/Kessig Flamebreatherと組み合わせた黒赤ストームで採用されていた。

  • 当然ではあるがこの呪文で追放されるカードには土地カードも含まれうるので、この呪文で稼いだ衝動的ドローと同じだけ次ターンのストームを増やせる保証はない。
  • あくまで衝動的ドローを許すだけで、追放されたカードを使うためのコストは別途必要。精神の願望/Mind's Desireの適正なリメイクなのかもしれない。

禁止指定

2022年3月7日より、パウパーの禁止カードに指定された[1]神河:輝ける世界以降、赤黒ストームミラーマッチを除くと60%という高い勝率を示しておりフォーマットの健全さを停滞させる恐れがあった。一時的マナ加速実験統合機/Experimental Synthesizerといったパウパーらしさを示したり他のデッキでも活躍するカードと比較し、このカードを禁止することが最も良い選択肢と判断されたため[2]

脚注

  1. March 7, 2022 Banned and Restricted Announcement/2022年3月7日 禁止制限告知(News 2022年3月7日 Wizards of the Coast著)
  2. Explanation of Pauper Bans for March 7, 2022/2022年3月7日 パウパー禁止解説(News 2022年3月7日 Gavin Verhey著)

参考

QR Code.gif