終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Dead
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Endless Ranks of the Dead / 終わり無き死者の列 (2)(黒)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、あなたがコントロールするゾンビの数の、端数を切り捨てた半分である。
毎ターン、ゾンビの数を1.5倍にするトークン生成エンチャント。
このカードだけでは何もせず、最初に2体以上のゾンビを必要とする。代わりに、一度動き出せば1回あたりの生成数も少しずつ増えていく。単体でコントロールデッキのフィニッシャーやブロッカーを務められる通常の永続的トークン生成手段とは異なり、ある程度数を並べられるゾンビデッキにおいて、クロックを底上げするのが基本的な役割になる。
あまり大きなXは狙いにくいが、サイズが2/2とそれなりなので、毎ターン2体3体を生み出せるだけでもかなり暴力的。序盤の展開を捌かれたり、一度リセットされたりすると機能するようになるまで時間がかかるため、安定した働きを期待できないのがもどかしい。
- イニストラード版のイラストは、美しいステンドグラスとその奥に押し寄せているグール/Ghoulの強いコントラストを描いた独特なもの。アヴァシン教会/The Church of Avacynが闇を遠ざける力を失いつつある様子を暗に示している。Mark Rosewaterはこれをイニストラードで一番好きなイラストに選んだ[1]。
- 後の無情な死者/Relentless Deadのイラストでは、このシーンの続きが描かれた。ステンドグラスはゾンビらによって無残に破られ、死体が礼拝堂を闊歩している。
- 銀枠で使うと、奇数の時はサイズが1/1の「半トークン」が出てくる。詳しくはLittle Girlを参照。
- 最小単位が1/2であり端数切り捨てなので、その後クォータートークンが出てくるという事態はない。
- 通常では2→3→4→6→9→13→19→28→42→63→94→141...だが、銀枠では(1→1.5→)2→3→4.5→6.5→9.5→14→21→31.5→47→70.5→105.5→158...と増殖度が上がる。
- Innistrad: Double Featureのプレビュー・イベントの参加者に、新規イラストのモノクロ仕様のプロモーション・カードが配布された[2]。
参考
- ↑ Scary Stories, Part 1/恐るべき物語 その1(Making Magic 2011年9月19日 Mark Rosewater著)
- ↑ Release Dates for Innistrad: Double Feature and Commander Collection: Black/『Innistrad: Double Feature』および『Commander Collection: Black』発売日のお知らせ(Daily MTG 2021年9月28日)