複製する指輪/Replicating Ring
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Replicating Ring / 複製する指輪 (3)
氷雪アーティファクト
氷雪アーティファクト
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたのアップキープの開始時に、複製する指輪の上に夜(night)カウンター1個を置く。その後、これの上に夜カウンター8個以上が置かれているなら、それらすべてを取り除き、《複製された指輪/Replicated Ring》という名前で「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の氷雪アーティファクト・トークン8つを生成する。
アップキープ毎に夜カウンターが置かれ、戦場に出たターンを一夜目として9つ目の夜を迎えたときに自身の複製を8つ生み出す氷雪マナ・アーティファクト。
基本は氷雪のマナリス/Manalithだが、条件を満たせば9マナにジャンプアップする。とはいえそれまでに8ターン、ゲーム中3ターン目に出しても11ターン目ともなればコントロールデッキでも既に勝負がついていてもおかしくなく悠長に過ぎ、有効に使うならカウンター操作が必要。その手のカードは登場時のスタンダードでは巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raiderしか無いが、その他の環境なら増殖や、複製された指輪も倍になる倍増の季節/Doubling Seasonなど悪用手段は豊富。
リミテッドでは氷雪マナ基盤のため、青黒で氷雪デッキを組む場合などに特に重宝する。複製能力も霰嵐の戦乙女/Hailstorm Valkyrieや氷皮のトロール/Icehide Trollなど氷雪マナでパンプアップするカードがあるなら決着に力を貸す。
- 関連カードはマナリス/Manalithを参照。
- モチーフは北欧神話の主神オーディンが所有する黄金の腕輪、ドラウプニルだろう。九夜ごとに八個、自身と同じ重さの腕輪を滴り出すという。
参考
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)
- カード個別評価:カルドハイム - アンコモン