ギルドパクトの大剣/Glaive of the Guildpact
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは、あなたがコントロールしている門(Gate)1つにつき+1/+0の修整を受け、警戒と威迫を持つ。(威迫を持つクリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)
装備(3)((3):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
門が1つもない状態でも警戒と威迫は得られるものの、やはりそれなりのパワーも欲しいところ。修整値が2もあれば中堅クリーチャーでもファッティ級の打点を叩き出せるようになるため、ごく普通にデッキを組むだけで門がそれなりに集まるリミテッドであればデッキに入れておいて損はない。
- イラストの鍔(ガード)の部分にはギルドのタブレット/Tablet of the Guildsと同じ意匠が象られている。(ギルドのタブレットのイラスト)
訳語
グレイヴ(Glaive)とは剣の形をした穂先を持つ槍の類であり、日本の薙刀(なぎなた)に似た武器のこと。過去のカードではオーリオックの長刀使い/Auriok Glaivemasterに見られるように「長刀(ちょうとう)」と訳されている。一方、イラストはどうみても槍ではなく両刃の剣であり、元のカード名と外見の不一致が見られる。この場合は誤訳というより、英語名よりイラストを優先した訳といえるだろう。
剣とするか槍とするかは各言語によってバラバラで、やはり混乱が窺える。剣として訳しているのは中国語簡体字版の巨剣(巨剑)、韓国語版の剣(검)、ロシア語版の剣(Меч)が該当する。フランス語版、ポルトガル語版はそのままグレイヴ(Glaive)とし、スペイン語版はグジャ(Guja)、ドイツ語版はグレフェ(Glefe)と、形は異なるが幅広の刃を持つ槍を表す言葉で訳されている。
イタリア語版のファルシオン,ファルチョーネ(Falcione)は少々複雑で、ファルシオンといえば刀剣の一種として日本に伝わっているが、一方でグレイヴを指してファルシオンと呼ぶ場合もあり、剣とも槍とも言い難い訳になっている。