サテュロス
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サテュロス/Satyrは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はレジェンドのWillow Satyr。長い間これのみが持つタイプであり、メルカディアン・マスクスの木を伐るサテュロス/Lumbering Satyrがビーストだったため絶滅が危惧されていたが、クリーチャー・タイプ大再編にて木を伐るサテュロスもクリーチャー・タイプのサテュロスを獲得。さらに長い時を経たテーロス・ブロックにて再登場し、大幅に数を増やした。
大半は赤と緑に存在するが、黒単色に2体、緑白の多色にも1体存在する。青いサテュロスは存在しない。ほとんどが1/1~2/2程度の小型クリーチャーである。
ロードとして終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Danceがある。
サテュロス・トークンを生成するカードは歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Revelerや鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeなど複数存在し、テーロス・ブロックのものは赤緑の速攻持ちの2/2を、テーロス還魂記のものは赤の「このクリーチャーではブロックできない」を持つ1/1を生成する。(→トークン一覧)
伝説のサテュロスは終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Danceのみ。
ストーリー
サテュロスとはギリシャ神話に登場する森の神。人間と獣が融合した姿とされているが、半人半獣だったり人間の比率が高かったり、さらに融合している獣もヤギだったり馬だったり、と詳細は諸説ある。マジック界のサテュロスも、Willow Satyrやテーロス/Therosに暮らす一般的なサテュロスは人間に近い姿をしているが、木を伐るサテュロスのイラストは獣に近い。
背景ストーリー上サテュロスであるプレインズウォーカー/Planeswalkerに、ゼナゴス/Xenagosがいる。
- テーロス/Theros
- テーロスのサテュロスは赤と緑に列している。二色に跨っているせいなのか二面性…陽気で社交的な一面と快楽を追及するためには手段を問わずあらゆるものを犠牲にしてしまう残忍な一面をもっている。また、若干の例外はあれどほとんどの者が「どのように生きてもどの道死をさけられないなら生きているうちに快楽を追及するべきである」との考えから名誉や正義といった概念を見下している。
- どことなくラヴニカ/Ravnicaのラクドス教団(黒赤)を連想させるような種族だが、テーロスのミノタウルスが黒赤に割り振られたため赤緑になったのだろう。
参考
- Planeswalker's Guide to Return to Theros Part 3/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3 (Feature 2013年9月4日 Magic Creative Team著)
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