さらなる速さ/Need for Speed
提供:MTG Wiki
赤の長年のテーマの一つである「速攻」をオデッセイのテーマである「墓地」と融合させたカード。任意のクリーチャーに速攻を与えつつ墓地を肥やし、速やかにスレッショルドを達成させることができる。
しかし土地1枚でクリーチャー1体に速攻は効率が悪く、これ自体でカード1枚を使っているため、アドバンテージの損失があまりにも大きい。赤の速攻デッキにとって、序盤のカード1枚1枚は貴重であり、元々速攻を持っているクリーチャーも多い。そういった意味では、どちらかというとコンボ向けだろう。
熱情/Fervorなど、他に追加コストなしで全てのクリーチャーに速攻を持たせるカードもいくつか存在するため、これはお呼びが掛からなかった。
- リミテッド向けに思えるが、構築以上にアドバンテージが重要であり、なおかつ構築よりも遥かに遅い環境であるため、むしろ絶対にピックしたくないカード。土地を生け贄に捧げる事よりも、速攻を持たせる為だけにスロットを割きたくない、というのが実情である。
- イラストからしてもフレイバー・テキストからしても、もの凄い速さである。そのイラストから「エイトマン」という通称がある。SF漫画「8マン」に由来するもので、デッキの8Manとは無関係。
彼の足は地面をひん曲げた。彼の腕は風をリボンのように裂いた。そして彼は行ってしまった。
- 上記のようにイラストが特徴的なカードだが、実はこのイラストは本来光明の守護者/Luminous Guardianのために用意されたものであった。素早く動くことでより多くのクリーチャーをブロックする、というコンセプトだったようだが、できあがったイラストがあまりに防御的には見えなかったため、さらなる速さに使われることになったのだ[1]。
[編集] 参考
- ↑ "What If?" with Odyssey art II(Daily MTG Arcana 2002年2月11日)