紅蓮地獄/Pyroclasm

提供:MTG Wiki

2011年10月4日 (火) 15:24時点における220.111.67.216 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Pyroclasm / 紅蓮地獄 (1)(赤)
ソーサリー

紅蓮地獄は各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。


の基本的な全体除去の1つ。

2マナという軽いマナ・コストで複数の小型クリーチャー除去できるので、テンポ及びカード・アドバンテージの両面で優れている。アイスエイジで登場して以来、主にウィニー対策として多くのデッキで使用されている。

  • 第7版まで赤の全体除去の基本だった地震/Earthquakeと比べると「ダメージの値が固定である」「飛行クリーチャーにもダメージが入る」「プレイヤーにはダメージが入らない」という違いがある。1点目は地震に劣る部分だが、こちらはその分ダメージ効率で勝っている。2点目は地震に勝る部分であり、飛行クリーチャーを多用するタイプのウィニーには特に効果的である。3点目は利点にも欠点にもなるが、ライフの損失をできる限り抑えたい低速のコントロールデッキではこちらが好まれることが多い。
  • 1マナ重くすると蒸気の突風/Steam Blast。プレイヤーにもダメージが入るようになる。
  • Mark Rosewaterのコラム「Ice Guys Finish First」ではアイスエイジのベストデザインカード第9位に選ばれ、「シンプルかつ完璧なデザイン」という高い評価を受けている。
  • ちなみに“pyr(o)-”は「炎」や「熱」を、“clasm”は「破壊」を意味する。また火砕流のことを英語でpyroclastic flowという。
  • ちなみに「紅蓮地獄」とは本来、仏教における八寒地獄のひとつで、あまりの寒さに皮膚が破れて紅色の蓮花が咲いたように血が噴き出す地獄のこと。赤は赤だが、火炎で焼き尽くす地獄とは正反対である。もっともそういう細かい知識を抜きにしてカード名の語感だけに注目すれば、雰囲気を踏まえたいい意訳と言えるだろう。

参考

QR Code.gif