アブー・ジャーファル/Abu Ja'far

提供:MTG Wiki

2012年10月6日 (土) 15:35時点における211.5.109.121 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


一種のバジリスク能力を持つクリーチャーで、マジック初の戦った相手を道連れにするクリーチャー(類似カードについてはバジリスク能力#白のバジリスク能力参照)。

茂みのバジリスク/Thicket Basiliskのように寄せ餌/LureBlaze of Gloryとのコンボが可能である(→バジリスク能力#バジリスク能力と寄せ餌)。

  • 相手クリーチャーの破壊はこれが死亡することで誘発するため、これを再生などで「戦場に残したままにして、繰り返し除去」に使うことはできない。

クリーチャー・タイプ

このカードクリーチャー・タイプは2007年9月に人間となったが、それ以前は「Leper」というこれ専用のものだった。

「Leper」とは聖書に記述される「重い皮膚病(Tzaraath)」の患者と考えられる。つまり、アブー・ジャーファルに(戦闘で)触れてしまうとこの病気にかかって命を落としてしまう、ということ。

日本語では、この「Leper」は直訳されずカード名と同じ「アブー・ジャーファル」と翻訳されていた。これは「Leper」が「ハンセン病患者」をも意味するため、現実に存在するこの病気への偏見を助長しないための配慮と思われる。ただし、キリスト教圏では上記のように現実の病気と区別できる土壌があり、問題とはされていない。

  • Mark Rosewaterはクリーチャー・タイプを統合しようと試みられた際に「アブー・ジャーファルがクリーチャーを破壊できるのは"Leper"だからだ。これはフレイバー・テキストにもカード名にも書かれていない情報だ。これを変更するとフレイバーが失われてしまう。また、クリーチャー・タイプを"Leper"とすることで、カード名にわざわざそれを銘記する必要がなくなり、よりクールなカード名をつけることができた」としている(Beast of Show参照)。

参考

QR Code.gif