Koskun Keep
提供:MTG Wiki
解説
ホームランドでサイクルとして作られた、マナフィルター的な土地。これは、赤を中心にその友好色2色、合計3色へのフィルター動作ができる。ただし、残念ながらほとんど使われることのなかったサイクル。
詳細はAysen Abbeyでの解説を参照のこと。
サイクル
- Aysen Abbey (白中心)
- Wizards' School (青中心)
- Castle Sengir (黒中心)
- An-Havva Township (緑中心)
ストーリー
Koskun Keep(コスカン砦)はウルグローサ/Ulgrothaの本土、Koskun Mountains(コスカン山脈)に築かれたゴブリンの王/Goblin Kingが統治する砦。
西に向かってThe Great Wood(大森林)を抜けた先のアン=ハヴァ/An-Havva、アイゼン/Aysenへと通じる交易路があり、別の方角にはKoskun Falls(コスカン滝)を経てDark Barony(闇の男爵領)に向かう道が伸びている。
住人はゴブリンやオークの氏族が主だが、その他に社会からのあぶれ者やならず者、雇われの兵士・護衛、部族を飛び出したミノタウルスのボディーガードなどがいる。交易のために隊商も訪れる。
第22世代期に不死身のエロン/Eronが自らを砦のゴブリン王と宣言し、コスカン滝から大森林までの山地帯を支配下に置いている。砦の食料需要を満たすため、エロンはアイゼンと貿易協定を結び、休戦する代わりに食糧を輸入している。
エロンは犯罪行為には寛容であり、他国の犯罪者が逃げ込んできてもそ知らぬ振りをする。砦は犯罪者の巣窟であり、アイゼンを追われた者が行き着く場所の一つ(もう一箇所はアン=ハヴァ)。ただし、エロンの機嫌を損ねた者、特にジョーヴン/Jovenとチャンドラー/Chandlerはその限りではない。
コスカンの住人は心の底からエロンに忠誠を捧げているとは限らない。後任による前任者の殺害がゴブリン王の世代交代では当たり前であり、実際にエロンも30回近く暗殺されている。更にエロンとセンギア男爵/Baron Sengirの両方と契約をしている者もいるのだ。
コスカンのゴブリンの魔術師が力をつけるに従い、Wizards' School(魔術学院)の魔法使いとの私闘が、山の麓や海岸で頻発するようになった。第31世代期現在、大規模な争いには発展していないが両者間の緊張は今までになく高まっている。
- Duelist7号には「Kenshir Keep」と表記されている。
登場
登場カード
- Koskun Keep
登場記事
- Homelands:The Making of a Magic Expansion(Duelist7号の記事)
- Eron the Relentless(Duelist8号の記事)
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
- Sursi Lore(公式サイトの記事)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)