ウィザードの呪文書/Wizard's Spellbook
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Wizard's Spellbook / ウィザードの呪文書 (5)(青)(青)
アーティファクト
アーティファクト
(T):墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚を対象とする。それを追放する。1個のd20を振る。起動はソーサリーとしてのみ行う。
1-9|そのカードをコピーする。あなたはそのコピーを唱えてもよい。
10-19|そのカードをコピーする。あなたはそのコピーを、マナ・コストを支払うのではなく(1)を支払って唱えてもよい。
20|ウィザードの呪文書によって追放されている各カードをそれぞれコピーする。あなたはそのコピーを、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
WHISPERに表示されている日本語訳には誤りがあります。出目20の「あなたはそのコピーを」は、「あなたは望む数のコピーを」と読み替えてください。
墓地のインスタントかソーサリーのコピーを唱えることができるアーティファクト。20面サイコロの出目が1-9なら通常通り、10-19なら1マナで唱えることができ、20ならそれまで追放したすべての呪文をマナ・コストを支払うことなく唱えることができる。特筆すべきは相手の墓地も対象に取れるという点で、進行次第では膨大なレパートリーの中から好きな呪文を選んで唱える事が可能。マナコストの重さに見合う強力な効果であり、サイコロの出目次第では破格のコストで唱えられる。
弱点はやはりコストの重さ。普通にやっていると7マナまで到達しないゲームも多く、出したターンに1~9の目を引いてしまうと身動きが取れなくなる事もある。起動がソーサリータイミングに限定されているため、打ち消し呪文を使いまわせなかったり、相手の動きに対応した呪文選択をしづらいのも悩みどころ。事前に宝物トークンを確保しておき、出したターンに効果を使えるよう備えておくのも一つの手。
- 日本語版カードには誤訳があり、20の出目が出た際の「You may cast any number of the copies ...」の部分が訳出されていない。「望む数のコピーを~唱えてもよい。」とするのが正しい。公式サイトから訂正が出されていないので注意。
- ルールに関しては解決中に呪文を唱える、マナ・コストを支払うことなく唱えるを参照。