遁走/Fugue
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対戦相手の手札が多いときに唱えれば大きなカード・アドバンテージ得ることができるが、これを唱えられる頃には対戦相手の手札が2枚以下であることも多く、その場合は精神腐敗/Mind Rotなどでも事足りるため、効果を最大限に発揮できる機会は少ない。
- 思考の粉砕/Mind Shatterの下位互換。
- 「遁走」は逃げ走るという意味であり、そのままの意味で解釈すると手札破壊が持つ「精神的な攻撃」のイメージには合致しない感もあるが、恐らく「解離性遁走(Dissociative fugue)」(強いストレスやショックから身を守るために、生活を捨てて逃げ出したうえ以前の記憶を封じ込めてしまう行動のこと)をイメージした命名だろう。
- ただし個々のカードを見てみると、エクソダス版は「シッセイ/Sisayが監禁場所から脱出したシーン」、第7版版は「狂戦士と化した東の聖騎士/Eastern Paladinに恐怖した部下の兵士たちが逃げ散る様子」という、単純に文字通りの「遁走」を描いたものになっている。後者に関しては「恐怖にかられた遁走」ということで、若干ではあるが精神ダメージ的なニュアンスにはなっている。