インビテーショナルカード
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インビテーショナルカード
インビテーショナルの優勝者は、将来のセットに収録させるカード案を開発部に提出することができる。 それが実際に製品化したものがインビテーショナル・カードである。
そのイラストには提案者がマジック世界の人物として描かれる。 またデザインした本人の名前がカードの愛称として呼ばれることもある。
- 特に影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorを「フィンケル」と呼んだり闇の腹心/Dark Confidantを「ボブ」と呼ぶ表現がしばしば見られる。
2005年のインビテーショナルでは、参加者が大会前に提出したカード案で一般投票を行い、それで1位だったものもカード化することになった。ただし、そちらは提案者がイラストに描かれない。 そして投票の結果1位だったのは藤田剛史氏の提出したカード案で、宝石の洞窟/Gemstone Cavernsとして時のらせんに収録された。
- 参考:Vote for 2005 Invitational Cards:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/mi05/cards、Inside U.S. Nationals:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd238
たいてい、提出されるカード案はめちゃくちゃなカードばかりなので実際のカード化までに弱体化されるが、例外もある。
- Chris Pikula氏のデザインしたカードは地味と言うかおとなしかったので、大幅な強化が施されている。→翻弄する魔道士/Meddling Mage
ほとんどがレアのクリーチャー・カードである。ウィザードであることが多い。
- なだれ乗り/Avalanche Ridersが唯一のアンコモン。
- 宝石の洞窟/Gemstone Cavernsが初の非クリーチャー・カード。
ちなみに時のらせんで3枚のインビテーショナルカードがタイムシフトしたことにより、ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック+コールドスナップのスタンダードでは、実に6枚のインビテーショナルカードを使用可能な環境にある。もちろん歴代スタンダードでは最大数である。
インビテーショナルカード一覧
- なだれ乗り/Avalanche Riders (Darwin Kastle;1998)
- ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief (Michel Long;1999)
- 翻弄する魔道士/Meddling Mage (Chris Pikula;2000)
- 影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator (Jon Finkel;2001)
- 森を護る者/Sylvan Safekeeper (Olle Rade;1997)
- 非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy (Kai Budde;2002)
- 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum (Jens Thoren;2003)
- 闇の腹心/Dark Confidant (Bob Maher;2004)
- ラクドスの穴開け魔道士/Rakdos Augermage (Terry Soh;2005)
- 宝石の洞窟/Gemstone Caverns (藤田剛史;2005)
優勝者のカード原案
まだカード化されていないもののみ。カード化されたものの原案は、該当カードの個別評価のページへ。 実際にはこの案に対して調整が加えられるため、このままカード化するとは限らないことに注意。 また、テキストがテンプレートに沿っているとも限らないため、一見して効果が分かりにくい場合もある。
- 2006年インビテーショナル優勝者 Antoine Ruel原案
Bibi (緑)(青) 伝説のクリーチャー−人間・Baby 0/1 あなたがカードを引くたび、Bibiの上にyearカウンターを1個置く。 ターン終了時に、Bibiの上にyearカウンターが2個以上置かれている場合、それを反転する。
Sleur 伝説のクリーチャー−人間 3/3 対戦相手が自分のライブラリーをシャッフルする場合、代わりにあなたはそのライブラリーから カードを1枚探してもよい。そのプレイヤーは残りをシャッフルし、 あなたはそのカードをそのライブラリーの一番上に置き、その後カードを1枚引く。
- 2007年インビテーショナル優勝者 Tiago Chan原案
Denying Channel 土地 (T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。 (2)(青)(青),Denying Channelを捨てる:呪文1つを対象とし、それを打ち消す。