カーン/Karn

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2011年1月18日 (火) 14:04時点における百葉 来海 (トーク | 投稿記録)による版
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カーン/Karnは、銀のゴーレムのプレインズウォーカー。4205AR覚醒。

目次

ストーリー

トレイリア/Tolaria学院時代、ウルザ/Urzaの時間逆行実験のための先鞭となるプローブ1号(探査機)として作られる。ザンチャ/Xantchaの人格マトリクスが組み込まれている。カーンという名はジョイラ/Jhoiraがつけたもので、古代スラン語で「力」を意味する。銀製なのは、が時間の門を潜り抜けることのできる唯一の物質であったから。

その後キャパシェン家にわたり、ジェラード/Gerrardの保護者に。ファイレクシア/Phyrexia人の攻撃を受けてキャパシェン家は皆殺しにされるが、カーンはジェラードを1人連れてジャムーラのシダー・コンドのもとに逃げ込む。

成人の儀式に失敗したコンドの実子ヴュエル(後のヴォルラス/Volrath)が、ある晩レガシーを盗み出したときに気が付いたのはカーン1人だけだった。砂漠をいくつも越えた村でヴュエルに追いつくが、無関係の村人を巻き込んで死なせてしまう。その隙にヴュエルは試練の石/Touchstoneを使いカーンを休眠状態にさせることに成功する(事情を知らないジェラードはカーンに見捨てられたと思い、魔術の修行をするためムルタニ/Multaniのもとへと向かう)。怪物退治の記念碑として小さな村の広場に飾られていたカーンは、レガシーを探していたシッセイによってそのままウェザーライト/Weatherlight号の船倉に保管され、ジェラードとの再会を待ち続けていた。

シッセイ/Sisay艦長が誘拐された際に、艦長代理として船に戻ってきたジェラードはカーンを船倉で見つけ、休眠状態から覚醒させることに成功する。自身も、ウェザーライト号も“レガシー”を構成する一部であるため、カーンはウェザーライト号のメンテナンスを担当するようになる。ファイレクシアとの激戦の中でウルザとジェラードを生け贄にしてプレインズウォーカーとして覚醒。戦争終結後、オアリム/Orimを連れてメルカディア/Mercadiaへ。

その後は、自身で作り上げた人工世界アージェンタム/Argentumで半休眠状態のままドミニアを監視していた(オタリア/Otaria大陸に送り込んだミラーリ/Mirariは監視のための情報収集装置を兼ねていた)。カローナ/Karonaがアージェンタムを訪れた際には、正体を偽り会見を行う。カローナの存在がドミニアに与える影響を考慮し、マクト卿と名乗ってカマール/Kamahlに助言を行う。

カローナがカマールによって倒された後は、ミラーリから作り出したメムナーク/Memnarchにアージェンタムの管理を任せ、同じプレインズウォーカーとして覚醒したばかりのジェスカ/Jeskaとともに多元宇宙の旅に出てしまった。

次元の混乱

クロウヴァクス/Crovaxに代わってミリー/Mirriセレニア/Seleniaを殺し呪われることになった平行世界に登場。

Planar Chaos

時のらせんブロックのストーリーの本筋である小説Planar Chaosでは、カーンはトレイリア/Tolariaの裂け目を修復する役目を負う。この裂け目は度重なる時間事故などによって現在では修復不能な状態にあったことから、カーンは過去に時間を遡り、バリン/Barrin抹消/Obliterateの呪文を使う場面で、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを用いて裂け目を塞ぐ。

しかし、裂け目修復の直後、カーンは自身の内側に急速に広がり始めた邪悪な異変に気付く。このままでは最悪の結果を免れないと悟ったカーンはヴェンセール/Venserに決して、誰も私を追って来てはならないと固く戒めると久遠の闇/Blind Eternitiesへと姿を消した(→小説Planar Chaos、公式記事You Are a PlaneswalkerFrom the Vault:Relics同梱の解説を参照)。

  • You Are a Planeswalkerの公式翻訳として公開されているあなたはプレインズウォーカーだでは「裂け目の修復をなした直後、カーンは何か恐ろしいものを見、次元と次元の間にある虚無、久遠の闇へと飛び込んでしまった。」と誤訳しており、日本のユーザー間でしばしば「カーンが見たものは何か?」という不毛な議論が交わされる原因となっている。

登場カード

フレイバー・テキストに登場

参考

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