最悪の二択
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最悪の二択(さいあくのにたく)/Villainous Choiceはキーワード処理の一種。ドクター・フー統率者デッキで初登場した。
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This Is How It Ends / こうして終わりを迎える (3)(黒)インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それのオーナーはそれを自身のライブラリーに加えて切り直し、その後「そのプレイヤーは5点のライフを失う」か、「そのプレイヤーがオーナーでありこれでないクリーチャー1体を自分のライブラリーに加えて切り直す」の最悪の二択を行う。
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The Valeyard / ヴァリヤード (2)(青)(黒)(赤)伝説のクリーチャー ― タイムロード(Time Lord) 貴族(Noble)
対戦相手1人が最悪の二択を行うなら、そのプレイヤーは追加でもう1回その選択を行う。(そのプレイヤーが行うのは同じ選択でも異なる選択でもよい。)
投票中、あなたは追加で1回投票してもよい。
※カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
定義
最悪の二択を行う/face a villainous choiceとは、「プレイヤーは2つの選択肢から1つを選び、その後、選ばれた選択肢を即座に処理する」を意味する。
解説
悪人(villain)が理不尽な二択を突きつけることを表現したメカニズム。対戦相手に不利益な選択を押し付けるという点では懲罰者カードの亜種と言えるが、通常のカードとは細部で異なる挙動を見せる(後述)。
ドクター・フー統率者デッキでは構築済みデッキ『悪の支配者/Masters of Evil』(青黒赤)のテーマとなっており、原作でドクターと対立した悪党が扱うメカニズムとなっている。また、最悪の二択を参照するカードとしてヴァリヤード/The Valeyardが収録されている。
ルール
- 複数のプレイヤーが最悪の二択を行う場合、まずAPNAP順に1人目のプレイヤーが選択を行い、すぐさまそのプレイヤーの選んだ処理が実行される。その後、以降のプレイヤーも同様にして選択と処理を行っていく。
- 効果処理中に優先権が生じるわけではない。
- 一般的な複数プレイヤーに選択を迫る効果(霰炎の責め苦/Torment of Hailfireなど)とは仕様が異なるので注意(あちらは全員が選択を終えた後、一斉に処理を行う)。
- この仕様の違いが現れる例としては、放逐する僧侶/Banisher Priestなど「持続期間を持つ領域変更効果」と組み合わせた場合にある。例えばプレイヤーAの放逐する僧侶がプレイヤーBのクリーチャーを追放しており、Aが最悪の二択で僧侶を戦場から離したとする。するとBは戻ってきたクリーチャーがいる状態で最悪の二択を行うことになる。
- 最悪の二択においては、実行不可能な選択肢を選んでも良い[1]。
- 例えば、大知性体の策謀/Great Intelligence's Planの選択肢の片方は「手札を3枚捨てる」であるが、手札が2枚以下であったり1枚もないプレイヤーもこの選択肢を選ぶことができる。
脚注
- ↑ @Dunkatog(Jess DunksのTwitter 2023年10月12日)
参考
- 「最悪の二択(Villainous Choice)」でテキスト検索
- Magic: The Gathering® – Doctor Who™ Mechanics/マジック:ザ・ギャザリング『ドクター・フー』のメカニズム(Feature 2023年10月3日 Matt Tabak著)
- Magic: The Gathering® – Doctor Who™ Release Notes/『マジック:ザ・ギャザリング ― Doctor Who(ドクター・フー)』リリースノート(Feature 2023年10月9日 Jess Dunks著)
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