アダーカー荒原/Adarkar Wastes (ストーリー)
提供:MTG Wiki
アダーカー荒原/Adarkar Wastesはアイスエイジ初出のドミナリア/Dominariaの地名および文明。
目次 |
解説
アダーカー荒原はテリシア/Terisiareの新アルガイヴ/New Argive島西部海岸の一部地域を占めている(テリシア地図)。東にはカープルーザン山脈/Karplusan Mountainsがそびえ、南にはダリアン湖/Lake Darienそしてヤヴィマヤ/Yavimayaの「入植地(colony)」が横たわる。4550ARにヤヴィマヤの森が上陸する以前は「入植地」はコイロス/Koilos平原と呼ばれていた。
氷河期から4560AR現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。兄弟戦争/Brothers' Warの兵器が起こした爆発による高熱で砂がガラス化した小板となって堆積し、アダーカーの地表を覆っている。イラスト1、イラスト2、イラスト3。
4200AR頃、シッセイ/Sisayらは荒原の地下遺跡でレガシー/Legacyの泡のお守り/Juju Bubbleを発見した。
氷河期のアダーカー
アダーカーは氷河期初期の数世紀間に存在した文明である。アダーカーの民について判明している事柄は少なく、魔法と工学の両方を利用したことがうかがい知れるのみである。
文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の大砂漠/Great Desertの東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた(氷河期のテリシア地図)。この時代には一角獣/Unicorn、戦乙女/Valkyrie、風精/Windform、イエティのドレルナック/Drelnochの存在が確認できる。
アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinelと呼ばれる銀色の巨人像群が記録されている。氷河期末期時点ですでに数世紀前の書物にも、歩哨と遭遇した報告が残されている。歩哨はアダーカー文明の遺物である可能性がある。
キイェルドー/Kjeldorのジャーケルド/Jarkeld将軍と騎士団はアダーカー荒原で消息を絶った。戦いで敗退し命を落としたと推測されている。
2934AR、リム=ドゥール/Lim-Dulとキイェルドーの決戦を前にジョダー/Jodahとソルデヴ/Soldevの機械魔術師の集団は有用な装置を求めてアダーカー荒原を探索した。
フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spellの後にアダーカー荒原の多くの地域はSea of Laments(哀悼海)の底に沈んでしまった。現在では荒原の名残りは新アルガイヴ島西部とヤヴィマヤ島北東部にのみ認められる。
ヤヴィマヤのアダーカー跡地
ヤヴィマヤ島の北東地域はかつてアダーカー荒原であった場所である。そこは根の砂漠(Root Desert)の一部であり、一面を木の根に覆われた表層の下には、ガラス化したアダーカー跡地(Adarkar Sites)が埋まっている。
登場
登場カード
カード名に登場
- アイスエイジ
- Adarkar Sentinel、Adarkar Unicorn
- コールドスナップ
- アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie、アダーカーの風精/Adarkar Windform
フレイバー・テキストに登場
登場作品
- Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。Duelist25号掲載の掌編)
- Time Streams(小説)
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- Vannemir's Choice(掌編。Ardarkarと誤表記。リンク切れのためInternet Archive)
- The Art of Magic: the Gathering Dominaria