ギサ・セカーニ/Gisa Cecani
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ギサ/Gisaは、イニストラード・ブロックのキャラクター。カードとしては統率者2014のグール呼びのギサ/Ghoulcaller Gisaが初出。
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解説
イニストラード/Innistradに住まう人間の女性(イラスト)。弟としてゲラルフ/Geralfが、遠い親戚としてミケウス・セカーニ/Mikaeus Cecaniがいる。
姉弟は元々スレイベン/Thrabenで暮らす高貴な一族の御曹司であったが、とある醜聞(ミケウスの発言から推察すると屋敷への放火)によりムーアランド/The Moorlandへと放逐される。追放された姉弟はそれぞれのやり方で大量のアンデッドの軍団を操り、「屍戦争/NecroWarfare」と称する争いを行ってムーアランドを荒廃させた。今やその地は彼らが呼び出したアンデッドたちが自由に闊歩している。
ゲラルフとの関係は険悪。後述するアンデッドの作り方の違いに加え、自身のルールを押し付ける弟を疎ましく思っているようだ。
グール呼び/Ghoulcaller
ギサはスカーブ師/Skaberenである弟とは違い、グール呼び/Ghoulcallerと呼ばれる屍術師/Necromancerである。
彼女は屍術/Necromancyを用いてイニストラードのあらゆる墓地からグール/Ghoulを呼び起こし、従え、己の意のままに動かす。複雑な工程を要するスカーブ/Skaabとは違い、彼女の下僕は即戦力として機能する。とはいえ弟の「作品」もある程度は評価しているようだ。
経歴
スレイベンへの侵略
ゲラルフのスレイベン侵略計画を聞かされたギサは、都市と居住者の死体の半分を見返りに弟と共同戦線を組む。スカーブとグールからなるアンデッドの大軍団を編成した姉弟は侵攻を開始する。正門を一瞬で破りスレイベン内部へと進むギサであったが、スカーブ/Skaabが燃えやすい事を見抜いたサリア/Thaliaの機転によりアンデッド軍団の殆どを失う。
侵略は失敗に終わった。弟の迂闊さを罵りつつ、彼女は一人荒れ野へと戻っていった。
- 狩り立てられたグール/Hunted Ghoulのフレイバー・テキストによると、捕らえられて牢獄に入れられた模様。
マジック2015―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ
ガラク/Garrukを追うとあるプレインズウォーカーは、イニストラードを訪れた際にギサと遭遇する。彼女はガラクに殺されたプレインズウォーカー/Planeswalkerの死体をゾンビにしている真っ最中であった。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
- イニストラード
- グール呼びの詠唱/Ghoulcaller's Chant
- 闇の隆盛
- 遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger、墓所粛正/Gravepurge
- アヴァシンの帰還
- 骨の粉砕/Bone Splinters、狩り立てられたグール/Hunted Ghoul、マルフェルドの双子/Maalfeld Twins
- 統率者2014
- グール呼びのギサ/Ghoulcaller Gisa
登場記事
- INNISTRAD - PLANES/イニストラード - 次元(公式サイト)
- Preview Article: Mikaeus, the Unhallowed/プレビュー記事:《不浄なる者、ミケウス》(Feature Article 2012年1月16日 Jenna Helland著)
その他
- イニストラード・ブロック時点ではカード化されておらず、彼女がどのような姿をしているかは不明であった。Preview Article: Mikaeus, the Unhallowed/プレビュー記事:《不浄なる者、ミケウス》では覚醒舞い/Wakedancerのイラストが彼女のイメージとして使用されている。
- フレイバー・テキストやイラストの状況などから骨の粉砕/Bone Splintersに描かれている女性が彼女ではないかとも考えられていた(イラスト)。