スカークの先導/Skirk Outrider
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オンスロートの赤の主要クリーチャー・タイプであるビーストとのシナジーを搭載しているゴブリン。
横にビーストさえいるならば、シングルシンボルの4マナ4/4に加えてトランプル持ちは赤にしてはかなりのハイパフォーマンス。ビーストデッキのアクセントとして加えてみてもいいかもしれないが、残念ながらトーナメントレベルでの活躍は耳にしない。ビーストは元々サイズに恵まれているクリーチャー・タイプなので、ならば最初から大型クリーチャーを使えばいいということだろうか。
- ゴブリンの癖にゴブリンデッキではちっとも役に立たない。ゴブリンかつビーストなのは多相持ちと霧衣の究極体/Mistform Ultimusしかいない。
- 大いなるガルガドン/Greater Gargadonやカープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine、あるいは火腹の変わり身/Fire-Belly Changelingのような軽量(?)ビーストまたは多相持ちと共に投入するという手もあるが、そもそもゴブリンデッキに4マナ4/4トランプルのみを入れるスロットなどないという話になってくる。
- イラストやフレイバー・テキストを見ればわかるが、この比較的賢いゴブリンはビーストの上(おそらく突進する石背獣/Charging Slateback)に乗ることでその力を利用しているのだろう。メジャーなクリーチャー・タイプであるゴブリンでありながら、イメージ先行で製作されたと思われる珍しいカード。
ゴブリンは考えに考えた末、石背獣の上にいる方が、前や後や下にいるより好ましいことに気がついた。