竜公マーホルト/Marhault Elsdragon
提供:MTG Wiki
(ストーリー追記) |
|||
6行: | 6行: | ||
*[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[エルフ]]・[[戦士]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。 | *[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[エルフ]]・[[戦士]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''竜公マーホルト'''/''Marhault Elsdragon''は「感情によって思考を曇らせることなかれ」という厳格な哲学を実践する[[エルフ]]男性の[[戦士]]({{Gatherer|id=1670}})。彼の胸中に憤怒が渦巻いていようとも周囲の者がうかがい知ることはない。 | ||
+ | |||
+ | レジェンドサイクル2小説3部作([[Assassin's Blade]]、[[Emperor's Fist]]、[[Champion's Trial]])ではマダラ帝国/Madaran Empireの正規軍、Kentsu(ケンツ)の最高司令官「大将軍(General)」として登場した。大抵は竜公大将軍(General Elsdragon)と呼ばれていて、[[赤]]と[[緑]]の[[マナ]]を扱い、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ボーラス皇帝]]に忠節を誓う戦略家。ケンツの大将軍としては異例の20年もの長期間を務める有能な人物である。小説設定では純粋なエルフではなくその血をひく者とされる。 | ||
+ | |||
+ | 竜公大将軍の下にはケンツの大軍勢が従う他、将軍(Marshal)には、蛮族Ærathi(イーラシ)の出だが忠義に厚いJorgan Hage(ヨルガン・ハグ)と経験豊かなひげの武人[[Barktooth Warbeard#ストーリー|Barktooth Warbeard(バークトゥース・ウォービアード)]]の2人がいる。中でもヨルガンは竜公の片腕であり副将軍ともいえる地位に就いている。 | ||
+ | |||
+ | 一方、マダラ帝国の暗殺組織の首領[[Ramses Overdark#ストーリー|Ramses Overdark(ラムセス・オーヴァーダーク)]]からは竜公は政敵の一人とみなされている。ケンツを手中に収めんとラムセスは竜公に対して陰謀を企んでいる。 | ||
+ | |||
+ | [[Lady Caleria|Lady Caleria(レディ・カレリア)]]が首謀者となってArgenti(アージェンティ)とKusho(クショ)らEdemi Islands(エデミ諸島)の国々が帝国に反乱を起こす。この事態に際し、竜公率いるケンツは反乱鎮圧に出征することになる。クショを占領し、アージェンティのカレリア城攻めが一段落したところで竜公はヨルガンと2人きりで会議を設けるが、突然、竜公は腹心ヨルガンから戦槌の重い一撃を受け、頭を吹き飛ばされ絶命する。このヨルガンの下克上は出征前にラムセスから精神操作の魔術をかけられていたためで、竜公の殺害犯は[[Tetsuo Umezawa|テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawa]]と発表された。こうしてケンツの実権はラムセスが握り、新たな大将軍ヨルガンと彼のイーラシ一族がケンツで幅を利かせることになる。 | ||
==参考== | ==参考== |
2010年4月5日 (月) 04:53時点における版
レジェンドの伝説のクリーチャー。ランページを持ち、赤緑の多色の割にはパワーよりもタフネスの方が大きい。
ランページはウィニーの複数ブロックに対抗しやすいという利点があるが、元々タフネスが高めであり、トランプルなども持たないため、いまいちありがたみが薄い。また、レジェンドの伝説のクリーチャーにはよくあることだが、ややマナ・コストが割高に感じる。
- 2007年9月サブタイプ変更でエルフ・戦士のクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
竜公マーホルト/Marhault Elsdragonは「感情によって思考を曇らせることなかれ」という厳格な哲学を実践するエルフ男性の戦士(イラスト)。彼の胸中に憤怒が渦巻いていようとも周囲の者がうかがい知ることはない。
レジェンドサイクル2小説3部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)ではマダラ帝国/Madaran Empireの正規軍、Kentsu(ケンツ)の最高司令官「大将軍(General)」として登場した。大抵は竜公大将軍(General Elsdragon)と呼ばれていて、赤と緑のマナを扱い、ボーラス皇帝に忠節を誓う戦略家。ケンツの大将軍としては異例の20年もの長期間を務める有能な人物である。小説設定では純粋なエルフではなくその血をひく者とされる。
竜公大将軍の下にはケンツの大軍勢が従う他、将軍(Marshal)には、蛮族Ærathi(イーラシ)の出だが忠義に厚いJorgan Hage(ヨルガン・ハグ)と経験豊かなひげの武人Barktooth Warbeard(バークトゥース・ウォービアード)の2人がいる。中でもヨルガンは竜公の片腕であり副将軍ともいえる地位に就いている。
一方、マダラ帝国の暗殺組織の首領Ramses Overdark(ラムセス・オーヴァーダーク)からは竜公は政敵の一人とみなされている。ケンツを手中に収めんとラムセスは竜公に対して陰謀を企んでいる。
Lady Caleria(レディ・カレリア)が首謀者となってArgenti(アージェンティ)とKusho(クショ)らEdemi Islands(エデミ諸島)の国々が帝国に反乱を起こす。この事態に際し、竜公率いるケンツは反乱鎮圧に出征することになる。クショを占領し、アージェンティのカレリア城攻めが一段落したところで竜公はヨルガンと2人きりで会議を設けるが、突然、竜公は腹心ヨルガンから戦槌の重い一撃を受け、頭を吹き飛ばされ絶命する。このヨルガンの下克上は出征前にラムセスから精神操作の魔術をかけられていたためで、竜公の殺害犯はテツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaと発表された。こうしてケンツの実権はラムセスが握り、新たな大将軍ヨルガンと彼のイーラシ一族がケンツで幅を利かせることになる。