オーガの処罰者/Ogre Enforcer
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 (余分な(対応する閉じかぎかっこがない)開きかぎかっこを削除) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Ogre Enforcer}} | {{#card:Ogre Enforcer}} | ||
− | + | 1つの[[発生源]]から[[致死ダメージ]]を受けない限り、[[ダメージ]]では[[破壊されない]][[クリーチャー]]。「破壊されない」が主要メカニズムに登場した[[ダークスティール]]より前に作られた、当時では珍しい[[能力]]を[[持つ]]クリーチャーである。 | |
− | + | *ダメージの発生源は覚えているので、単一の[[シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite]]や[[黒死病/Pestilence]]などで致死ダメージになるまで複数回ダメージを与えた場合にも破壊される。 | |
+ | *[[ビジョンズ]]発売前の紹介記事では、「10体の2/2クリーチャーに一度にブロックされても、除去されないクリーチャー」などという売り文句を付けられていた。 | ||
+ | *後に類似クリーチャーの[[無神経な巨人/Callous Giant]]が作られている。 | ||
− | + | ==オラクルの変遷== | |
− | + | 印刷時の[[ルール・テキスト|テキスト]]は「オーガの処罰者は、1つの発生源からそれを破壊するのに十分なダメージが与えられないかぎり、致死ダメージによっては破壊されない。」というテキストであった。当時のルールでは、これに1ダメージを与えたあと、血の渇き/Blood Lustを使えば[[除去]]することができた。 | |
− | + | ||
+ | 1999年11月の[[オラクル]]更新で、「オーガの処罰者が単一の発生源から致死ダメージでないダメージを与えられる場合、そのすべてのダメージを軽減する。」に変更された。この変更によって、先述の複数回のダメージによる致死ダメージで破壊できなくなった。 | ||
+ | |||
+ | [[Mark Gottlieb]]は、オラクルチームは当時「破壊されない」は独特な能力であったために変更されたと推測した。現在は「破壊されない」能力がメカニズムとして確立していることから、2009年4月24日のオラクル更新で、印刷時に近い現在のテキストに変更された。 | ||
==参考== | ==参考== |
2009年5月19日 (火) 22:05時点における版
Ogre Enforcer / オーガの処罰者 (3)(赤)(赤)
クリーチャー — オーガ(Ogre)
クリーチャー — オーガ(Ogre)
オーガの処罰者は、単一の発生源がオーガの処罰者に致死ダメージを負わせたのでないかぎり、致死ダメージによっては破壊されない。
4/41つの発生源から致死ダメージを受けない限り、ダメージでは破壊されないクリーチャー。「破壊されない」が主要メカニズムに登場したダークスティールより前に作られた、当時では珍しい能力を持つクリーチャーである。
- ダメージの発生源は覚えているので、単一のシヴのヘルカイト/Shivan Hellkiteや黒死病/Pestilenceなどで致死ダメージになるまで複数回ダメージを与えた場合にも破壊される。
- ビジョンズ発売前の紹介記事では、「10体の2/2クリーチャーに一度にブロックされても、除去されないクリーチャー」などという売り文句を付けられていた。
- 後に類似クリーチャーの無神経な巨人/Callous Giantが作られている。
オラクルの変遷
印刷時のテキストは「オーガの処罰者は、1つの発生源からそれを破壊するのに十分なダメージが与えられないかぎり、致死ダメージによっては破壊されない。」というテキストであった。当時のルールでは、これに1ダメージを与えたあと、血の渇き/Blood Lustを使えば除去することができた。
1999年11月のオラクル更新で、「オーガの処罰者が単一の発生源から致死ダメージでないダメージを与えられる場合、そのすべてのダメージを軽減する。」に変更された。この変更によって、先述の複数回のダメージによる致死ダメージで破壊できなくなった。
Mark Gottliebは、オラクルチームは当時「破壊されない」は独特な能力であったために変更されたと推測した。現在は「破壊されない」能力がメカニズムとして確立していることから、2009年4月24日のオラクル更新で、印刷時に近い現在のテキストに変更された。