虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)

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その印象的な罪状一覧とは裏腹に、[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]は一度も虐殺少女の逮捕に成功したことがない。彼女は、自身への調査や拘留を試みた役人たちの生命を脅かすことで逮捕を逃れてきたのだ。アゾリウスは彼女を「接触禁止」扱いとしてきたが、非公開会議においてその地位を再定義し、10大指名手配犯の第1号に位置づけた。
 
その印象的な罪状一覧とは裏腹に、[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]は一度も虐殺少女の逮捕に成功したことがない。彼女は、自身への調査や拘留を試みた役人たちの生命を脅かすことで逮捕を逃れてきたのだ。アゾリウスは彼女を「接触禁止」扱いとしてきたが、非公開会議においてその地位を再定義し、10大指名手配犯の第1号に位置づけた。
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ラヴニカが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]、[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]という二度に渡る侵略の危機に晒される中で、彼女の名声は高まり少数の熱心な信奉者も現れた。だが嬉々として殺戮を繰り広げる追随者たちは、模倣を嫌う虐殺少女を苛立たせた。彼女はそれを思いとどまらせようと模倣犯を数名殺害したが、皮肉にもそれが彼女の人気をさらに高めた。
  
 
彼女の主な得物はナイフである。時として抗凝血剤が塗られていることもあり、犠牲者は激しく血を吹き出しながら迅速な死を迎える。
 
彼女の主な得物はナイフである。時として抗凝血剤が塗られていることもあり、犠牲者は激しく血を吹き出しながら迅速な死を迎える。
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-8-gods-of-chaos Murders at Karlov Manor | Episode 8: Gods of Chaos]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037507/ 第8話 混沌の神々](Magic Story 2024年1月16日 Seanan McGuire著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-8-gods-of-chaos Murders at Karlov Manor | Episode 8: Gods of Chaos]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037507/ 第8話 混沌の神々](Magic Story 2024年1月16日 Seanan McGuire著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-9-beauty-in-destruction Murders at Karlov Manor | Episode 9: Beauty in Destruction]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037508/ 第9話 破壊の中の美](Magic Story 2024年1月17日 Seanan McGuire著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-9-beauty-in-destruction Murders at Karlov Manor | Episode 9: Beauty in Destruction]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037508/ 第9話 破壊の中の美](Magic Story 2024年1月17日 Seanan McGuire著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-murders-at-karlov-manor Story Spotlight Cards for Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037560/ 『カルロフ邸殺人事件』注目のストーリー・カード](Card Preview [[2024年]]1月24日 [[Natalie Kreider]]、[[Harless Snyder]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-and-characters-of-murders-at-karlov-manor The Legends (and Characters) of Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037609/ 『カルロフ邸殺人事件』の伝説(とキャラクター)たち]([[Daily MTG]] 2024年2月6日 Emily Teng著)
 
==その他==
 
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*彼女が初登場する『世界魂を称えて』は[[ラヴニカへの回帰]]のデザイン後に執筆されたものであるため、ラヴニカへの回帰ブロック中に彼女をカード化する機会がなかった。彼女をカード化してほしいというリクエストが多く寄せられたため、灯争大戦でカード化されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/only-murders-that-were-building-part-1 Only Murders That We're Building, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037546/ 『殺人事件』を作る その1]([[Making Magic]] [[2024年]]1月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
*彼女が初登場する『世界魂を称えて』は[[ラヴニカへの回帰]]のデザイン後に執筆されたものであるため、ラヴニカへの回帰ブロック中に彼女をカード化する機会がなかった。彼女をカード化してほしいというリクエストが多く寄せられたため、灯争大戦でカード化されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/only-murders-that-were-building-part-1 Only Murders That We're Building, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037546/ 『殺人事件』を作る その1]([[Making Magic]] [[2024年]]1月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。

2024年3月4日 (月) 00:21時点における最新版

虐殺少女/Massacre Girlラヴニカへの回帰ブロックのキャラクター。カードとしては灯争大戦虐殺少女/Massacre Girlが初出。

目次

[編集] 解説

ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildの一つ、ラクドス教団/The Cult of Rakdosのリングマスターにして雇われ殺人者。人間/Humanの女性。骸骨のように痩せており、顔面には笑顔を模したペイントが施されている(イラスト)。

虐殺少女について多くを知る者はいない――謂れのない暴力に対する偏好を除いて。彼女はかなりの期間にわたってラヴニカ中で殺しを行っており、その行くところすべてに恐怖と殺害の爪痕を残す。混沌に薪をくべ暴動に火を点けるその技量から、彼女はラクドス教団の有力者であると広く信じられている。

ディミーア家/House Dimir暗殺者などと異なり、虐殺少女は殺しを見世物にしている。その凄惨な光景が引き起こす人々のショックや嫌悪感を楽しんでいるのだ。彼女は金のため、楽しみのため、その他思いつくあらゆる理由のために殺しを行う。あるとき被害者の父親が復讐のために彼女を殺そうとしたが、それが失敗すると彼女はその家族の男性を皆殺しにし、女性を盲目にしたという。

その印象的な罪状一覧とは裏腹に、アゾリウス評議会/The Azorius Senateは一度も虐殺少女の逮捕に成功したことがない。彼女は、自身への調査や拘留を試みた役人たちの生命を脅かすことで逮捕を逃れてきたのだ。アゾリウスは彼女を「接触禁止」扱いとしてきたが、非公開会議においてその地位を再定義し、10大指名手配犯の第1号に位置づけた。

ラヴニカがニコル・ボーラス/Nicol Bolas新ファイレクシア/New Phyrexiaという二度に渡る侵略の危機に晒される中で、彼女の名声は高まり少数の熱心な信奉者も現れた。だが嬉々として殺戮を繰り広げる追随者たちは、模倣を嫌う虐殺少女を苛立たせた。彼女はそれを思いとどまらせようと模倣犯を数名殺害したが、皮肉にもそれが彼女の人気をさらに高めた。

彼女の主な得物はナイフである。時として抗凝血剤が塗られていることもあり、犠牲者は激しく血を吹き出しながら迅速な死を迎える。

[編集] 経歴

[編集] 世界魂を称えて/In Praise of the Worldsoul

瓦礫帯/The Rubblebeltで暮らすセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveセシリー/Cecileeたちは、虐殺少女率いるリングの襲撃を受けて殺された。その場に駆けつけたセシリーの弟ルージ/Ruziが虐殺少女を問い質すも、彼女は嘲りのダンスを踊り、紙吹雪とお辞儀を残して去った。

[編集] カルロフ邸殺人事件

エトラータ/Etrataの隠れ家を調査するアルキスト・プロフト/Alquist Proftは、突如として虐殺少女の襲撃を受ける。しかし彼女の受けた依頼はエトラータを捕まえた人物の殺害であり、プロフトはむしろエトラータの無実を証明しようとしているのだと知ると、同業者であるエトラータへのよしみもありその場を去っていった。

その後、彼女は事件の真犯人に操られオレリア/Aureliaを手にかけようとするも、逆に捕らえられてしまう。そしてオレリアは一連の殺人事件の背後にラクドス教団/The Cult of Rakdosがいると決めつけ、24時間以内に真犯人が捕らえられねば教団との全面戦争に入ると宣告する。

翌朝、プロフトは虐殺少女を含む事件関係者達を集め、真犯人が誰であるかを暴いた。真犯人が暴れた混乱に乗じ、虐殺少女はオレリアの拘束を抜け出すと、一人この場から逃れようとする人物へ襲い掛かった……事件を利用して教団を牛耳ろうとし、そのためにプロフト暗殺を命じた人物[1]ジュディス/Judithへと。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

ラヴニカへの回帰
快楽殺人の暗殺者/Thrill-Kill Assassin
ドラゴンの迷路
平和の復元/Restore the Peace
カルロフ邸殺人事件
闇討ち/Slice from the Shadows

[編集] イラストに登場

カルロフ邸殺人事件
関係者の集合/Assemble the Players闇討ち/Slice from the Shadows

[編集] 登場作品・登場記事

ラヴニカへの回帰ブロック
ラヴニカの献身
カルロフ邸殺人事件

[編集] その他

  • 彼女が初登場する『世界魂を称えて』はラヴニカへの回帰のデザイン後に執筆されたものであるため、ラヴニカへの回帰ブロック中に彼女をカード化する機会がなかった。彼女をカード化してほしいというリクエストが多く寄せられたため、灯争大戦でカード化されることになった[2]

[編集] 脚注

  1. 闇討ち/Slice from the Shadowsのフレイバー・テキスト
  2. Only Murders That We're Building, Part 1/『殺人事件』を作る その1Making Magic 2024年1月29日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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