叙爵/Dub
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2018年5月3日 (木) 17:01時点における版
Dub / 叙爵 (2)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受け、先制攻撃を持ち、それの他のタイプに加えて騎士(Knight)でもある。(それは先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
リミテッドにおける白の基本的な強化オーラ。単純に使っても優秀だが、ドミナリアにはフェメレフの誇り、クェンデ/Kwende, Pride of Femeref、炎の番人、ヴァルダーク/Valduk, Keeper of the Flame、艦の整備士、ティアナ/Tiana, Ship's Caretakerといった併用に向くカードが豊富に存在しており、額面以上の性能になることも多い。騎士のクリーチャー・タイプを得る能力は基本的にはフレイバー的なオマケだが、ベナリア史/History of Benaliaとウィンドグレイスの騎士、アルイェール/Aryel, Knight of Windgraceの2枚が騎士であることを参照するため、役に立つことも少なからずあるだろう。
- "Dub"は「国王が剣で肩を叩きナイトの爵位を授ける」という意味を持つ言葉。イラストではベナリア/Benalia人に騎士の称号を授ける様子が描かれている。
- カードの機能としてもベナリアの騎士/Benalish Knightと同じ能力・性能・サブタイプが与えられるあたり、抱擁サイクル(私をクリーチャーにしてカード)を彷彿とさせる。過去のカードを想起させつつフレイバーと機能をシンプルに纏めあげた良デザインと言えよう。
開発秘話
このカードの開発中はブロック制がまだ存在しており、ドミナリアに続く小型エキスパンション「Salad」のカードとしてデザインされていた。そこでは騎士の部族シナジーが存在していたが、「Salad」は基本セット2019になり、騎士関連のカードはドミナリアに移された。最終的に騎士の部族テーマは大きく扱われないことになり、「騎士になる」効果も削られるところだったが、このカードはフレイバーが完璧だったためそのまま残された[1]。
参考
- ↑ Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)