ジョリー・エン/Jori En

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ジェイスはジョリーに告げた。君は皆に危険を警告するために海門に戻らなければならない、ウギンの目には自分が一人で向かうと。ジョリーはそんなことをさせるわけにはいかないと反発したが、ジェイスはその反応を予期していた。
 
ジェイスはジョリーに告げた。君は皆に危険を警告するために海門に戻らなければならない、ウギンの目には自分が一人で向かうと。ジョリーはそんなことをさせるわけにはいかないと反発したが、ジェイスはその反応を予期していた。
  
ジェイスと別れて数日、海門まであと1日というところで、ジョリーはふと立ち止まった。数日前、自分は確かに一人で目で向かうようジェイスを説得した、だが自分は何と言った?「ジェイス、待って。駄目」?――ジェイスに精神魔術をかけられたことに気づいたジョリーは彼に悪態をつき、そのまま海門へと歩みを進めた。
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ジェイスと別れて数日、海門まであと1日というところで、ジョリーはふと立ち止まった。数日前、自分は確かに一人で「目」に向かうようジェイスを説得した、だが自分は何と言った?「ジェイス、待って。駄目」?――ジェイスに精神魔術をかけられたことに気づいたジョリーは彼に悪態をつき、そのまま海門へと歩みを進めた。
  
 
===面晶体の連結/Hedron Alignment===
 
===面晶体の連結/Hedron Alignment===

2015年12月30日 (水) 01:31時点における版

ジョリー・エン/Jori En戦乱のゼンディカー・ブロックのキャラクター。カードとしてはゲートウォッチの誓い遺跡潜り、ジョリー・エン/Jori En, Ruin Diverが初出。

目次

解説

ゼンディカー/Zendikarに住むマーフォークの探検家。女性。肌は赤く、貝殻で作られた白い鎧を全身に纏っている。

ゼンディカーに封印されていたエルドラージ/Eldraziが解き放たれたことで、彼女の探検は単なる生業から、世界の秘密を暴き、世界を救うためのものへと変わった。

経歴

限界点/Limits

バーラ・ゲド/Bala Ged大陸にて、エルドラージと面晶体/Hedronの関係を調べていた人間の研究者ケンドリン/Kendrinに、ジョリー・エンは探検家として同行していた。バーラ・ゲドがエルドラージに破壊し尽くされる直前、彼女たちはどうにか脱出しタジーム/Tazeem大陸の海門/Sea Gateに辿り着くも、今度はその都市がエルドラージの襲撃を受けた。戦いのさなか、2人はウギンの目/The Eye of Uginの記録があるという灯台/The Lighthouseに向かったが、そこにはすでに何も残されていなかった。ケンドリンはエルドラージの攻撃によって負傷した。

ジョリーは偶然出くわしたギデオン・ジュラ/Gideon Juraに助けを求めたが、鎧を脱がすと、ケンドリンの肉体はすでにエルドラージの荒廃に侵されていた。その意味するところは明らかだった。ジョリーは彼女の額に手を当て、その死を悼んだ。

ジョリーからこれまでの経緯を聞いたギデオンは、ケンドリンの研究こそがゼンディカーを救う鍵なのかもしれないと考えた。ギデオンは彼女に司令官ヴォリク/Vorikの宿営地に向かうよう伝えると、巨大なエルドラージを道連れに海中へ落下し、ラヴニカ/Ravnicaへとプレインズウォークした。こういった謎解きの「専門家」について、彼には心当たりがあったのだ。

声なき叫び/The Silent Cry

突如としてゼンディカーとの繋がりを失い、茫然自失のままエルドラージの群れに立ち向かおうとしていたニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneは、危ういところをジョリーに救われる。2人は互いの身を守りながら、コー/Korの鉤縄を伝って宙に浮かぶ岩の上へと逃れた。

そこにはラヴニカから帰還したギデオンの姿があった。彼はジョリーの無事を喜び、それから謎解きに長けており、面晶体についてもすでにいくらか知っている男を連れてきたと言った。

信者達の巡礼/Believers' Pilgrimage

ジョリーはギデオンからジェイス・ベレレン/Jace Belerenを紹介された。情報を共有するため、彼女はジェイスが自分の精神を読むことを許可した。ジェイスの下した結論は、ケンドリンは真実に迫っていたが、面晶体の謎を完全に解明するためにはアクーム/Akoum大陸のウギンの目を訪れなければならないというものだった。ギデオンは今空岩/Sky Rockの避難所を離れることはできないと言い張り、ジェイスとジョリーの2人がハルダ/Hurdaの牽く車に乗ってウギンの目へ向かうことになった。

道中、2人はエルドラージの群れに行く手を阻まれたところをアイリ/Ayliという名のコーに助けられた。だが案内された2人の目の前に聳え立っていたのはエルドラージの巨人の一柱、ウラモグ/Ulamogだった。アイリたち永遠の巡礼者/The Eternal Pilgrimsはエルドラージを神として崇め、2人をウラモグに捧げる供物にしようとしていたのだ。ジェイスは幻影の魔術でその場を切り抜けたが、同時に大きな問題に気づいていた――ギデオンたちがいる海門の方へ、ウラモグそのものが向かっているということに。

ジェイスはジョリーに告げた。君は皆に危険を警告するために海門に戻らなければならない、ウギンの目には自分が一人で向かうと。ジョリーはそんなことをさせるわけにはいかないと反発したが、ジェイスはその反応を予期していた。

ジェイスと別れて数日、海門まであと1日というところで、ジョリーはふと立ち止まった。数日前、自分は確かに一人で「目」に向かうようジェイスを説得した、だが自分は何と言った?「ジェイス、待って。駄目」?――ジェイスに精神魔術をかけられたことに気づいたジョリーは彼に悪態をつき、そのまま海門へと歩みを進めた。

面晶体の連結/Hedron Alignment

ギデオン率いるゼンディカー軍は海門の奪還に成功した。だが今後について話し合っている彼らの前に、息を切らして現れたジョリーが告げたのは、ウラモグの接近だった。ここでウラモグと戦うべきか、海門を捨てて逃げるべきか。ギデオンは判断を迫られたが、やがてジェイスが到着し、ウギンの目で学んだことを――複数の面晶体でネットワークを構成すればウラモグをも拘束できることを皆に伝えた。

ジェイスの計画に従い、ジョリーたちは綱を引き、面晶体を正しい位置に配置していった。計画は成功し、ウラモグは面晶体の牢獄に囚われた。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

戦乱のゼンディカー
手酷い失敗/Horribly Awry珊瑚兜の案内人/Coralhelm Guide
ゲートウォッチの誓い
遺跡潜り、ジョリー・エン/Jori En, Ruin Diver

登場作品・登場記事

その他

参考

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