鋸歯のオーガ/Sawtooth Ogre

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同じ[[ミラージュ・ブロック]]で使われた[[側面攻撃]]に似た、相手のブロックを抑止する系統の能力と言える。
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この能力独特の点としては、ブロックさえされていれば、これ自体が[[除去]]されてしまっても戦闘後の1ダメージは発生するということだろう。
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この能力独特の点としては、ブロックさえされていれば、これ自体が[[除去]]されてしまっても戦闘後の1ダメージは発生するということだろう。このため、例えば1/1+[[先制攻撃]]持ち3体にブロックされても、結果的にその3体と相打ちを取れる。
このため、例えば1/1+[[先制攻撃]]持ち3体にブロックされても、結果的にその3体と相打ちを取れる。
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また別のメリットとして、[[バンド]]対策になる可能性がある。
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また別のメリットとして、[[バンド]]対策になる可能性がある。これによる追加ダメージは[[戦闘ダメージ]]ではないので、1/1+バンド持ち3体からなる防御バンド全体と相打ちを取れる(逆にバンドが攻撃側だった場合、オーガがブロックできるのは1体だけなので、攻撃バンド全体と相打ちを取れない点は要注意)。
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*当時のカードプールを見ると、[[白]]に多い「小型の先制攻撃持ち/バンド持ち」の対策にもなるということで、そういう面で[[対抗色]]の[[赤]]らしくある。
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*この[[カード]]はダメージによるクリーチャー除去を持ち、能力の誘発条件の類似を考慮すると[[バジリスク能力#赤のバジリスク能力|バジリスク能力の亜種]]とも考えられる。
  
[[]]に多い「小型の先制攻撃持ち/バンド持ち」の対策にもなるということで、そういう面でも[[]]らしくある。
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==ストーリー==
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'''鋸歯のオーガ'''/''Sawtooth Ogre''は[[マラクザス/Maraxus]]の配下の暴力的で血に飢えた巨体の[[灰色オーガ/Gray Ogre]]で、尖った鋸歯を擦り合わせて音を鳴らし、戦いの号令に歓喜の声を上げる({{Gatherer|id=4560}})。武器としてメイス(mace/掌編では「戦棍」と翻訳)を携えるが、鋸歯でかみつき、鉤爪でひっかく描写もある。
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掌編Torrentでは、マラクザス一党はアラリック/Alaricの邸宅を襲撃して[[スターク/Starke]]を捕まえる。オーガどもは住人を殺し、破壊と略奪の限りを尽くし、建物に火を放つと、死体を袋詰めにして運び去った(→[[至上の聖域/Inner Sanctum#ストーリー]]参照)。その後、[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード/Gerrard]]たちによってスタークが奪取されると、マラクザスの命令でオーガと[[溶岩の猟犬/Lava Hounds#ストーリー|溶岩の猟犬/Lava Hounds]]の一団はジェラードらを追撃して峡谷へと追い詰める。マラクザス側は優位に立っていたが、突如急降下した[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]にオーガは蹴散らされ、峡谷の壁に潰されて死亡するか、恐れを成して逃げ出してしまった。一人取り残されたマラクザスはジェラードとの一騎打ちに臨む(→[[一か八か/Desperate Gambit#ストーリー]]に続く)。
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===登場作品・登場記事===
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*Weatherlight Takes Center Stage([[Duelist]]誌18号)
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**ウェザーライト、いよいよ舞台の中央へ(翻訳。[[デュエリスト・ジャパン]]Vol.1掲載)
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*Torrent(Duelist誌18号)
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**奔流~Torrent(翻訳。[[デュエリスト・ジャパン]]Vol.1掲載)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラージュブロック]]
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*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[コモン]]

2018年4月3日 (火) 18:36時点における最新版


Sawtooth Ogre / 鋸歯のオーガ (2)(赤)(赤)
クリーチャー — オーガ(Ogre)

鋸歯のオーガがクリーチャーをブロックするかクリーチャーにブロックされた状態になるたび、戦闘終了時に鋸歯のオーガはそのクリーチャーに1点のダメージを与える。

3/3

変則的なダメージ能力をもったクリーチャー。これと直接戦闘した(ブロックした/された)クリーチャーは、戦闘後に1点のダメージを受ける。

対戦相手からみれば、より大きいクリーチャーでなければ安全にブロックできず、小型クリーチャーはいくら並べても全部破壊されかねない。同じミラージュ・ブロックで使われた側面攻撃に似た、相手のブロックを抑止する系統の能力と言える。

この能力独特の点としては、ブロックさえされていれば、これ自体が除去されてしまっても戦闘後の1ダメージは発生するということだろう。このため、例えば1/1+先制攻撃持ち3体にブロックされても、結果的にその3体と相打ちを取れる。

また別のメリットとして、バンド対策になる可能性がある。これによる追加ダメージは戦闘ダメージではないので、1/1+バンド持ち3体からなる防御バンド全体と相打ちを取れる(逆にバンドが攻撃側だった場合、オーガがブロックできるのは1体だけなので、攻撃バンド全体と相打ちを取れない点は要注意)。

  • 当時のカードプールを見ると、に多い「小型の先制攻撃持ち/バンド持ち」の対策にもなるということで、そういう面で対抗色らしくある。
  • このカードはダメージによるクリーチャー除去を持ち、能力の誘発条件の類似を考慮するとバジリスク能力の亜種とも考えられる。

[編集] ストーリー

鋸歯のオーガ/Sawtooth Ogreマラクザス/Maraxusの配下の暴力的で血に飢えた巨体の灰色オーガ/Gray Ogreで、尖った鋸歯を擦り合わせて音を鳴らし、戦いの号令に歓喜の声を上げる(イラスト)。武器としてメイス(mace/掌編では「戦棍」と翻訳)を携えるが、鋸歯でかみつき、鉤爪でひっかく描写もある。

掌編Torrentでは、マラクザス一党はアラリック/Alaricの邸宅を襲撃してスターク/Starkeを捕まえる。オーガどもは住人を殺し、破壊と略奪の限りを尽くし、建物に火を放つと、死体を袋詰めにして運び去った(→至上の聖域/Inner Sanctum#ストーリー参照)。その後、ジェラード/Gerrardたちによってスタークが奪取されると、マラクザスの命令でオーガと溶岩の猟犬/Lava Houndsの一団はジェラードらを追撃して峡谷へと追い詰める。マラクザス側は優位に立っていたが、突如急降下したウェザーライト/Weatherlightにオーガは蹴散らされ、峡谷の壁に潰されて死亡するか、恐れを成して逃げ出してしまった。一人取り残されたマラクザスはジェラードとの一騎打ちに臨む(→一か八か/Desperate Gambit#ストーリーに続く)。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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