ネクロバインド

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'''ネクロバインド'''(''Necro Bind'')は、[[死体の花/Cadaverous Bloom]][[キーカード]]とした[[コンボ]][[デッキ]]。デッキ名は[[ネクロポーテンス/Necropotence]]の「Necro」と[[嵐の束縛/Stormbind]]の「bind」を合わせたもの。[[ネクロポーテンス/Necropotence]]による大量[[ドロー]]を[[死体の花/Cadaverous Bloom]]で[[マナ]]に変換し、[[嵐の束縛/Stormbind]]で[[ダメージ]]に換える。97年7月から10月まで[[スタンダード]]に存在した。
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'''ネクロバインド'''(''Necro Bind'')は、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]・[[死体の花/Cadaverous Bloom]][[嵐の束縛/Stormbind]]の3枚を[[キーカード]]とした[[コンボデッキ]]。デッキ名は[[ネクロポーテンス/Necropotence]]の「Necro」と[[嵐の束縛/Stormbind]]の「bind」を合わせたもの。
  
 
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基本的なコンボスタートの動きは[[プロスブルーム]]と同じ。[[資源の浪費/Squandered Resources]]から[[自然の均衡/Natural Balance]]に繋ぎネクロポーテンス・死体の花・嵐の束縛を貼る。ネクロポーテンスで[[手札]]が20枚になるまでドローし、10枚を死体の花でマナに変換し、残り10枚をStormbindでダメージに換える。
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まずは[[プロスブルーム]]と同様に[[資源の浪費/Squandered Resources]]から[[自然の均衡/Natural Balance]]に繋ぐところから始まり、確保した[[マナ]]でネクロポーテンス・死体の花・嵐の束縛を[[戦場に出す]]。あとはネクロポーテンスで[[手札]]が20枚になるまで[[カード]]を[[引く|引き]]、10枚を死体の花でマナに変換した後、残り10枚を嵐の束縛で[[ダメージ]]に換える。
  
3枚の[[キーカード]]を必要とすることと、序盤に[[ライフ]]を削られるとコンボが成立してもネクロポーテンスで手札が20枚になるまでドローできなくなることからあまり使われたとは言いがたい。
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製作者である[[山口竜太郎]]がシークエンスとキャスト率をはじめて積極的にデッキ構築に利用したデッキであり、[[日本選手権97]]を沸かせた。しかしマジックの紹介者だった朱鷺田氏から、「日本に[[マジック]]を広めるに際して、ルールの穴を突いたみたいな感じで勝つコンボデッキが流行ると困るから大会で使用しないでほしい」と直々に封印された。
  
だが何より、使用できた時期が3ヶ月しかなかったことが致命的であった。スタンダードに[[アイスエイジ]]が復活したことで[[構築]]が可能になったが、この時期には既にプロスブルームがあり、あまり多くの[[プレイヤー]]の手を経て洗練されることなく退場していくこととなったのである。
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3枚のキーカードを必要とすることと、序盤に[[ライフ]]を[[削る|削ら]]れるとコンボが成立してもネクロポーテンスで手札が20枚になるまでカードを引けなくなることからあまり使われたとは言いがたい。
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何より致命的だったのは、[[スタンダード]]で使用できた時期が97年7月から10月までの3ヶ月しかなかったことにある。スタンダードに[[アイスエイジ]]が復活したことで[[構築]]が可能になったが、この時期には既にプロスブルームがあり、あまり多くの[[プレイヤー]]の手を経て洗練されることなく退場していくこととなった。
  
 
==参考==
 
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*[[プロスブルーム]]
 
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*[[デッキ集]]
 
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[[Category:黒赤緑デッキ|ねくろはいんと]]
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[[Category:黒赤緑コンボデッキ|ねくろはいんと]]
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[[Category:アイスエイジ・ブロックを含むスタンダードデッキ|ねくろはいんと]]
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[[Category:ミラージュ・ブロックを含むスタンダードデッキ|ねくろはいんと]]

2013年5月10日 (金) 19:42時点における最新版

ネクロバインド(Necro Bind)は、ネクロポーテンス/Necropotence死体の花/Cadaverous Bloom嵐の束縛/Stormbindの3枚をキーカードとしたコンボデッキ。デッキ名はネクロポーテンス/Necropotenceの「Necro」と嵐の束縛/Stormbindの「bind」を合わせたもの。


Necropotence / ネクロポーテンス (黒)(黒)(黒)
エンチャント

あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。



Cadaverous Bloom / 死体の花 (3)(黒)(緑)
エンチャント

あなたの手札のカードを1枚追放する:(黒)(黒)か(緑)(緑)を加える。



Stormbind / 嵐の束縛 (1)(赤)(緑)
エンチャント

(2),カードを1枚無作為に選んで捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。嵐の束縛はそれに2点のダメージを与える。


まずはプロスブルームと同様に資源の浪費/Squandered Resourcesから自然の均衡/Natural Balanceに繋ぐところから始まり、確保したマナでネクロポーテンス・死体の花・嵐の束縛を戦場に出す。あとはネクロポーテンスで手札が20枚になるまでカード引き、10枚を死体の花でマナに変換した後、残り10枚を嵐の束縛でダメージに換える。

製作者である山口竜太郎がシークエンスとキャスト率をはじめて積極的にデッキ構築に利用したデッキであり、日本選手権97を沸かせた。しかしマジックの紹介者だった朱鷺田氏から、「日本にマジックを広めるに際して、ルールの穴を突いたみたいな感じで勝つコンボデッキが流行ると困るから大会で使用しないでほしい」と直々に封印された。

3枚のキーカードを必要とすることと、序盤にライフ削られるとコンボが成立してもネクロポーテンスで手札が20枚になるまでカードを引けなくなることからあまり使われたとは言いがたい。

何より致命的だったのは、スタンダードで使用できた時期が97年7月から10月までの3ヶ月しかなかったことにある。スタンダードにアイスエイジが復活したことで構築が可能になったが、この時期には既にプロスブルームがあり、あまり多くのプレイヤーの手を経て洗練されることなく退場していくこととなった。

[編集] 参考

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