ゴンティ/Gonti

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ファイレクシア戦争後、ゴンティは領事府に圧力をかけ、自身を[[多元宇宙/Multiverse]]への使者の一人に任命させた。[[領界路/Omenpath]]で[[サンダー・ジャンクション/Thunder Junction]]に向かったゴンティは、故郷の文化・産業を売り込むという公務の傍ら、自分自身の企画と産業も売り込み、故郷のみならずサンダー・ジャンクションでの地位をも高めようとしている。
 
ファイレクシア戦争後、ゴンティは領事府に圧力をかけ、自身を[[多元宇宙/Multiverse]]への使者の一人に任命させた。[[領界路/Omenpath]]で[[サンダー・ジャンクション/Thunder Junction]]に向かったゴンティは、故郷の文化・産業を売り込むという公務の傍ら、自分自身の企画と産業も売り込み、故郷のみならずサンダー・ジャンクションでの地位をも高めようとしている。
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[[アヴィシュカー/Avishkar#歴史|藍革命/The Indigo Revolution]]の後、ゴンティは旧領事府やファイレクシアとの戦いへの貢献を評価され、'''夜の大臣'''/''Night Minister''<ref group="注釈">『威勢と切望』『ピットストップ』では「夜間大臣」と訳されている</ref>としてギラプールの政治家となった。多くの不安が続く中、ゴンティは新たな名を得たアヴィシュカーが自己を再発見できるよう力を尽くしている。多くの革命家が昼のために戦う一方、ゴンティは夜間の権力を握り、ギラプールの自由で騒々しいエネルギーを生産的な文化活動や起業活動に向けさせている。
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かつて行われていた非合法レース「ギラプール・スプリント/The Ghirapur Sprint」を[[ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix]]へと改名し、[[次元/Plane]]を股にかけた合法的な大イベントとして作り変えたのもゴンティである。大会はゴンティの監督する独立統括団体によって運営されており、夜の大臣の指導のもと規模と演出を向上させている。最高位のレース部門であるグランプリ/The Grand Prixにおいては、ゴンティ自ら号砲を鳴らす。
  
 
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/aetherdrift-episode-4-little-guy-shortcuts Aetherdrift | Episode 4: Little-Guy Shortcuts]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038365/ 第4話 子供だけの近道](Daily MTG 2025年1月15日 K. Arsenault Rivera著、名前のみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/aetherdrift-episode-4-little-guy-shortcuts Aetherdrift | Episode 4: Little-Guy Shortcuts]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038365/ 第4話 子供だけの近道](Daily MTG 2025年1月15日 K. Arsenault Rivera著、名前のみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/aetherdrift-episode-6-the-bloodless-revolution Aetherdrift | Episode 6: The Bloodless Revolution]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038388/ 第6話 無血革命](Daily MTG 2025年1月20日 K. Arsenault Rivera著、像のみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/aetherdrift-episode-6-the-bloodless-revolution Aetherdrift | Episode 6: The Bloodless Revolution]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038388/ 第6話 無血革命](Daily MTG 2025年1月20日 K. Arsenault Rivera著、像のみ)
 
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-of-aetherdrift The Legends of Aetherdrift]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038423/ 『霊気走破』の伝説たち](Daily MTG 2025年2月3日 Miguel Lopez著)
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==脚注==
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===注釈===
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==参考==
 
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2025年2月23日 (日) 02:57時点における最新版

ゴンティ/Gontiカラデシュ・ブロック初出のキャラクター。カードとしてはカラデシュ豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryが初出。

目次

[編集] 解説

アヴィシュカー/Avishkar(旧称カラデシュ/Kaladesh)の都市ギラプール/Ghirapurで活動する犯罪組織の首領を務める霊基体/Aetherborn。黒いローブと金線の仮面を身に纏う(イラスト1イラスト2)。

夜市/Night marketと呼ばれるカラデシュの違法取引市場の中でも、常設されているものは一つしかない。それを支配しているのが悪名高きゴンティである。ゴンティの夜市には改革派/Renegadeの発明家がこぞって集い、非合法の物品や違法に収集された霊気/Aetherを買い求めている。

ゴンティの居場所は厳重に秘匿されている。外見こそ倉庫のようなその隠れ処には豪華絢爛な内装が施されており、事実上の宮殿となっている。そこでは財の限りを尽くして集められた最先端の飛行船、機械生物の動物園、そして型破りな発明品の膨大なコレクションが、訪問客や重要な招待客をもてなす。

胸部には人工の「心臓」イラスト)が埋め込まれており、霊基体としての短い寿命を引き延ばしている。

ファイレクシア戦争後はアヴィシュカーの表社会においても公的な地位を手に入れている。

  • 「犯罪王」の肩書きで呼ばれることも多いが、これは英語「crime lord」の直訳で、「犯罪組織の首領」を意味する。

[編集] 経歴

[編集] 遺物(アンティキティー)/Antiquities

カラデシュ・ブロックよりも前、ゴンティの霊気心臓に不調が生じ始めていた。ゴンティはサヒーリ・ライ/Saheeli Raiの家族を人質にとり、心臓を直すよう強要した。私利私欲の為に他人の生活を壊すゴンティに対し、サヒーリは憤りを露にする。だがゴンティは苦々しい口調で返した――霊基体が獣のように狩り殺された時代を理解せずに、「生活を壊す」などと語るなと。

[編集] 霊気紛争

領事府/The Consulateの規制が強まる中、改革派への協力を望むヤヘンニ/Yahenniは、彼らと合流するためにゴンティの元を訪れる。だがゴンティはヤヘンニだけでなく、領事府にも隠れ家の在り処を伝えた。ゴンティにとっても規制は痛手であったが、領事府とやりあえば組織にも犠牲者が多く出る。ゆえに、改革派を焚きつけようという魂胆であった。隠れ家を追われた改革派は、ゴンティの拠点の一つへ誘導される。チャンドラ/Chandraは改革派を売ったゴンティに不快感を示すが、霊気も道具も没収された改革派にとって、ゴンティの援助無くして領事府を打倒することは不可能であった。

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

ファイレクシア戦争後、ゴンティは領事府に圧力をかけ、自身を多元宇宙/Multiverseへの使者の一人に任命させた。領界路/Omenpathサンダー・ジャンクション/Thunder Junctionに向かったゴンティは、故郷の文化・産業を売り込むという公務の傍ら、自分自身の企画と産業も売り込み、故郷のみならずサンダー・ジャンクションでの地位をも高めようとしている。

[編集] 霊気走破

藍革命/The Indigo Revolutionの後、ゴンティは旧領事府やファイレクシアとの戦いへの貢献を評価され、夜の大臣/Night Minister[注釈 1]としてギラプールの政治家となった。多くの不安が続く中、ゴンティは新たな名を得たアヴィシュカーが自己を再発見できるよう力を尽くしている。多くの革命家が昼のために戦う一方、ゴンティは夜間の権力を握り、ギラプールの自由で騒々しいエネルギーを生産的な文化活動や起業活動に向けさせている。

かつて行われていた非合法レース「ギラプール・スプリント/The Ghirapur Sprint」をギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prixへと改名し、次元/Planeを股にかけた合法的な大イベントとして作り変えたのもゴンティである。大会はゴンティの監督する独立統括団体によって運営されており、夜の大臣の指導のもと規模と演出を向上させている。最高位のレース部門であるグランプリ/The Grand Prixにおいては、ゴンティ自ら号砲を鳴らす。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

霊気紛争
ゴンティの策謀/Gonti's Machinationsゴンティの霊気心臓/Gonti's Aether Heart

[編集] フレイバー・テキストに登場

カラデシュ
プラカタクラブの用心棒/Prakhata Club Security
霊気紛争
ゴンティの策謀/Gonti's Machinations、ゴンティの霊気心臓/Gonti's Aether Heart、夜市の護衛/Night Market Guard
サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ
心なき徴兵/Heartless Conscription
霊気走破統率者デッキ
統率の塔/Command Tower(コレクター番号0060)

[編集] イラストに登場

霊気紛争
ゴンティの策謀/Gonti's Machinations、ゴンティの霊気心臓/Gonti's Aether Heart
サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ
心なき徴兵/Heartless Conscription脳髄引き抜き/Extract Brain

[編集] 登場作品・登場記事

カラデシュ・ブロック
兄弟戦争
サンダー・ジャンクションの無法者
霊気走破

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. 『威勢と切望』『ピットストップ』では「夜間大臣」と訳されている

[編集] 参考

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