バルデュヴィアの大将軍/Balduvian Warlord
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− | + | 複雑で分かりづらい[[ルール文章]]の[[コンバット・トリック]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]。要するに、「2体以上で[[攻撃]]をかけた場合に、ある[[攻撃クリーチャー]]を[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]したクリーチャーの1体を、別の攻撃クリーチャーのブロックに強制的に振り替えることができる」という能力である。この結果としてブロックしたクリーチャーが0体になった場合には、それはブロックされていない状態になる、ということを記述するためにこういうルール文章になっている。 | |
− | + | [[リミテッド]]では、膠着状態を打破する強力な能力。有効に使うにはある程度の[[サイズ]]のクリーチャーと組ませないと意味はないが、そのサイズのみを目当てとしても採用を考慮する余地はある。 | |
− | + | *[[False Orders]]を[[内蔵]]したクリーチャーとも言える。ただし、False Ordersと違い、[[ブロック・クリーチャー]]を[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除いた]]ままにはできない。 | |
− | + | *最悪の[[カード]]の1つである[[Sorrow's Path]]が[[General Jarkeld]]を経て、ようやくなんとか使えるレベルに達したと言える。 | |
− | [[ | + | *印刷時のルール文章では[[瞬間群葉/Flash Foliage]]や[[霊気の原形質/Aetherplasm]]などによる[[ブロックしている状態で戦場に出る]]クリーチャーに対応できなかったため、[[2009年]]4月24日の[[オラクル]]更新で以下の状況に対応できるように変更された。 |
+ | **ブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーが、[[対象]]と同じクリーチャーをブロックする場合。「それがブロックしたクリーチャー/creatures it blocked」が、対象の他に瞬間群葉などで戦場に出たブロック・クリーチャーにブロックされている場合、それは「他のクリーチャーがブロックした/other creature blocked」と扱わない({{CR|509.7}})が、「他のクリーチャーによってブロックされた状態になる/become blocked by another creature」としては扱われる。 | ||
+ | **ブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーを対象にする場合。瞬間群葉などで戦場に出たブロック・クリーチャーを対象にする場合、「それがブロックしたクリーチャー」は存在しない({{CR|509.7}})が、「それがブロックしていたクリーチャー/creatures it was blocking」は存在する。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[バルデュヴィア/Balduvia]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[バルデュヴィア/Balduvia]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[アンコモン]] |
2022年5月19日 (木) 15:46時点における最新版
Balduvian Warlord / バルデュヴィアの大将軍 (3)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian)
クリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian)
(T):ブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それを戦闘から取り除く。それがブロックしていた、この戦闘で他のクリーチャーにブロックされていないクリーチャーは、ブロックされていない状態になる。その後、それはあなたが選んだいずれかの攻撃しているクリーチャーをブロックする。ブロック・クリーチャー指定ステップの間にのみ起動できる。
3/2複雑で分かりづらいルール文章のコンバット・トリック能力を持つクリーチャー。要するに、「2体以上で攻撃をかけた場合に、ある攻撃クリーチャーをブロックしたクリーチャーの1体を、別の攻撃クリーチャーのブロックに強制的に振り替えることができる」という能力である。この結果としてブロックしたクリーチャーが0体になった場合には、それはブロックされていない状態になる、ということを記述するためにこういうルール文章になっている。
リミテッドでは、膠着状態を打破する強力な能力。有効に使うにはある程度のサイズのクリーチャーと組ませないと意味はないが、そのサイズのみを目当てとしても採用を考慮する余地はある。
- False Ordersを内蔵したクリーチャーとも言える。ただし、False Ordersと違い、ブロック・クリーチャーを戦闘から取り除いたままにはできない。
- 最悪のカードの1つであるSorrow's PathがGeneral Jarkeldを経て、ようやくなんとか使えるレベルに達したと言える。
- 印刷時のルール文章では瞬間群葉/Flash Foliageや霊気の原形質/Aetherplasmなどによるブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーに対応できなかったため、2009年4月24日のオラクル更新で以下の状況に対応できるように変更された。
- ブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーが、対象と同じクリーチャーをブロックする場合。「それがブロックしたクリーチャー/creatures it blocked」が、対象の他に瞬間群葉などで戦場に出たブロック・クリーチャーにブロックされている場合、それは「他のクリーチャーがブロックした/other creature blocked」と扱わない(CR:509.7)が、「他のクリーチャーによってブロックされた状態になる/become blocked by another creature」としては扱われる。
- ブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーを対象にする場合。瞬間群葉などで戦場に出たブロック・クリーチャーを対象にする場合、「それがブロックしたクリーチャー」は存在しない(CR:509.7)が、「それがブロックしていたクリーチャー/creatures it was blocking」は存在する。