アダーカー荒原/Adarkar Wastes (ストーリー)
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+ | *Adarkarとは[[アイスエイジ]]開発チームの[[Skaff Elias]]の友人Aditya Adarkarからとった名称である<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dawn-magics-ice-age-2004-08-02 The Dawn of Magic's Ice Age]</ref>。 | ||
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− | + | アダーカー荒原は[[テリシア/Terisiare]]の[[新アルガイヴ/New Argive]]島西部海岸の一部地域を占めている([https://media.wizards.com/2018/images/daily/VXJ1ZAMRCb.jpg テリシア地図])。東には[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]がそびえ、南にはダリアン湖/Lake Darienそして[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の「入植地(colony)」が横たわる。4550[[AR]]にヤヴィマヤの森が上陸する以前は「入植地」は[[コイロス/Koilos]]平原と呼ばれていた。 | |
− | 氷河期から4560[[AR]]現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。[[兄弟戦争/Brothers' War]] | + | 氷河期から4560[[AR]]現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。[[兄弟戦争/Brothers' War]]の兵器<ref>[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Dominaria]]で兄弟戦争と確定。それ以前は過去の戦争の影響とのみ表現されていた。</ref>が起こした爆発による高熱で砂がガラス化した小板となって堆積し、アダーカーの地表を覆っている。{{Gatherer|id=2750|イラスト1}}、{{Gatherer|id=4175|イラスト2}}、{{Gatherer|id=11140|イラスト3}}。 |
4200AR頃、[[シッセイ/Sisay]]らは荒原の地下遺跡で[[レガシー/Legacy]]の[[泡のお守り/Juju Bubble]]を発見した。 | 4200AR頃、[[シッセイ/Sisay]]らは荒原の地下遺跡で[[レガシー/Legacy]]の[[泡のお守り/Juju Bubble]]を発見した。 | ||
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+ | この時代にはアダーカーという呼称はされてない。後にアダーカー荒原となる地域は、[[大砂漠/Great Desert (テリシア)|大砂漠/Great Desert]]の東部一帯、および、そこから南に下って[[ヨーティア/Yotia]]の国土の一部までの範囲に及ぶ([https://media.wizards.com/2018/images/daily/lMDAS8PtEe.jpg 地図])。 | ||
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+ | 小説[[The Brothers' War]]において[[ミシュラ/Mishra]]は征服したヨーティアの国土や周辺域を[[終末の時計/Armageddon Clock#ストーリー|終末の時計/Armageddon Clock]]などで破壊し、戦後にはガラス化した荒れ地が遺されたと記録されている。 | ||
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文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の[[大砂漠/Great Desert (テリシア)|大砂漠/Great Desert]]の東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた([https://media.wizards.com/2018/images/daily/uhtM0HL3ws.jpg 氷河期のテリシア地図])。この時代には[[Adarkar Unicorn|一角獣/Unicorn]]、[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie|戦乙女/Valkyrie]]、[[アダーカーの風精/Adarkar Windform|風精/Windform]]、[[イエティ]]の[[ドレルナック/Drelnoch#ストーリー|ドレルナック/Drelnoch]]の存在が確認できる。 | 文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の[[大砂漠/Great Desert (テリシア)|大砂漠/Great Desert]]の東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた([https://media.wizards.com/2018/images/daily/uhtM0HL3ws.jpg 氷河期のテリシア地図])。この時代には[[Adarkar Unicorn|一角獣/Unicorn]]、[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie|戦乙女/Valkyrie]]、[[アダーカーの風精/Adarkar Windform|風精/Windform]]、[[イエティ]]の[[ドレルナック/Drelnoch#ストーリー|ドレルナック/Drelnoch]]の存在が確認できる。 | ||
− | [[Adarkar Sentinel#ストーリー|アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinel]] | + | [[Adarkar Sentinel#ストーリー|アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinel]]と呼ばれる銀色の巨人像群が記録されている。氷河期末期時点ですでに数世紀前の書物にも、歩哨と遭遇した報告が残されている。歩哨はアダーカー文明の遺物である可能性がある。 |
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*Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。[[Duelist]]25号掲載の掌編) | *Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。[[Duelist]]25号掲載の掌編) | ||
*[[Time Streams]](小説) | *[[Time Streams]](小説) | ||
*[[The Eternal Ice]](小説) | *[[The Eternal Ice]](小説) | ||
*[[The Shattered Alliance]](小説) | *[[The Shattered Alliance]](小説) | ||
+ | *For Want of Ink([[The Secrets of Magic]]収録の短編。大魔術師[[Pharon|Pharon(ファロン)]]の遺言に「the sign of Adarkar(アダーカーの記号)」が登場) | ||
*[http://web.archive.org/web/20060728110703/http://www.wizards.com:80/default.asp?x=magic/coldsnaplore/fiction3 Vannemir's Choice](掌編。Ardarkarと誤表記。リンク切れのためInternet Archive) | *[http://web.archive.org/web/20060728110703/http://www.wizards.com:80/default.asp?x=magic/coldsnaplore/fiction3 Vannemir's Choice](掌編。Ardarkarと誤表記。リンク切れのためInternet Archive) | ||
*[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Dominaria]] | *[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Dominaria]] | ||
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+ | ==脚注== | ||
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2021年3月10日 (水) 11:01時点における最新版
アダーカー荒原/Adarkar Wastesはアイスエイジ初出のドミナリア/Dominariaの地名および文明。
- Adarkarとはアイスエイジ開発チームのSkaff Eliasの友人Aditya Adarkarからとった名称である[1]。
目次 |
[編集] 解説
アダーカー荒原はテリシア/Terisiareの新アルガイヴ/New Argive島西部海岸の一部地域を占めている(テリシア地図)。東にはカープルーザン山脈/Karplusan Mountainsがそびえ、南にはダリアン湖/Lake Darienそしてヤヴィマヤ/Yavimayaの「入植地(colony)」が横たわる。4550ARにヤヴィマヤの森が上陸する以前は「入植地」はコイロス/Koilos平原と呼ばれていた。
氷河期から4560AR現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。兄弟戦争/Brothers' Warの兵器[2]が起こした爆発による高熱で砂がガラス化した小板となって堆積し、アダーカーの地表を覆っている。イラスト1、イラスト2、イラスト3。
4200AR頃、シッセイ/Sisayらは荒原の地下遺跡でレガシー/Legacyの泡のお守り/Juju Bubbleを発見した。
[編集] アンティキティー戦争時代のアダーカー
この時代にはアダーカーという呼称はされてない。後にアダーカー荒原となる地域は、大砂漠/Great Desertの東部一帯、および、そこから南に下ってヨーティア/Yotiaの国土の一部までの範囲に及ぶ(地図)。
小説The Brothers' Warにおいてミシュラ/Mishraは征服したヨーティアの国土や周辺域を終末の時計/Armageddon Clockなどで破壊し、戦後にはガラス化した荒れ地が遺されたと記録されている。
[編集] 氷河期のアダーカー
アダーカーは氷河期初期の数世紀間に存在した文明である。アダーカーの民について判明している事柄は少なく、魔法と工学の両方を利用したことがうかがい知れるのみである。
文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の大砂漠/Great Desertの東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた(氷河期のテリシア地図)。この時代には一角獣/Unicorn、戦乙女/Valkyrie、風精/Windform、イエティのドレルナック/Drelnochの存在が確認できる。
アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinelと呼ばれる銀色の巨人像群が記録されている。氷河期末期時点ですでに数世紀前の書物にも、歩哨と遭遇した報告が残されている。歩哨はアダーカー文明の遺物である可能性がある。
キイェルドー/Kjeldorのジャーケルド/Jarkeld将軍と騎士団はアダーカー荒原で消息を絶った。戦いで敗退し命を落としたと推測されている。
2934AR、リム=ドゥール/Lim-Dulとキイェルドーの決戦を前にジョダー/Jodahとソルデヴ/Soldevの機械魔術師の集団は有用な装置を求めてアダーカー荒原を探索した。
フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spellの後にアダーカー荒原の多くの地域はSea of Laments(哀悼海)の底に沈んでしまった。現在では荒原の名残りは新アルガイヴ島西部とヤヴィマヤ島北東部にのみ認められる。
[編集] ヤヴィマヤのアダーカー跡地
ヤヴィマヤ島の北東地域はかつてアダーカー荒原であった場所である。そこは根の砂漠(Root Desert)の一部であり、一面を木の根に覆われた表層の下には、ガラス化したアダーカー跡地(Adarkar Sites)が埋まっている。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- アイスエイジ
- Adarkar Sentinel、Adarkar Unicorn
- コールドスナップ
- アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie、アダーカーの風精/Adarkar Windform
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] 登場作品
- Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。Duelist25号掲載の掌編)
- Time Streams(小説)
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- For Want of Ink(The Secrets of Magic収録の短編。大魔術師Pharon(ファロン)の遺言に「the sign of Adarkar(アダーカーの記号)」が登場)
- Vannemir's Choice(掌編。Ardarkarと誤表記。リンク切れのためInternet Archive)
- The Art of Magic: the Gathering Dominaria
[編集] 脚注
- ↑ The Dawn of Magic's Ice Age
- ↑ The Art of Magic: the Gathering Dominariaで兄弟戦争と確定。それ以前は過去の戦争の影響とのみ表現されていた。