針刺ワーム/Spined Wurm
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
3行: | 3行: | ||
[[緑]]にたくさんいる5[[マナ]]で[[コモン]]の[[バニラ]]。その中でも最もバランスの取れた[[サイズ]]であり、一言で言うと『普通』。 | [[緑]]にたくさんいる5[[マナ]]で[[コモン]]の[[バニラ]]。その中でも最もバランスの取れた[[サイズ]]であり、一言で言うと『普通』。 | ||
− | + | 少しいじると次のようなクリーチャーになる。 | |
− | + | ||
*[[色拘束]]がきつくなる→[[シルバーバック/Silverback Ape]] | *[[色拘束]]がきつくなる→[[シルバーバック/Silverback Ape]] | ||
*[[黒]]を加える→[[ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm]] | *[[黒]]を加える→[[ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm]] | ||
10行: | 9行: | ||
*[[パワー]]と[[タフネス]]がアンバランスになる→[[レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk]]、[[豹の戦士/Panther Warriors]] | *[[パワー]]と[[タフネス]]がアンバランスになる→[[レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk]]、[[豹の戦士/Panther Warriors]] | ||
− | |||
*もちろんこれは緑だからこその話。他の色では[[シングルシンボル]]の5マナでこのサイズの[[クリーチャー]]はそれほど多くない。実際、[[赤]]では同サイズのバニラである[[炎の精霊/Fire Elemental]]が[[ダブルシンボル]]&[[アンコモン]]である。 | *もちろんこれは緑だからこその話。他の色では[[シングルシンボル]]の5マナでこのサイズの[[クリーチャー]]はそれほど多くない。実際、[[赤]]では同サイズのバニラである[[炎の精霊/Fire Elemental]]が[[ダブルシンボル]]&[[アンコモン]]である。 | ||
**とはいえ、[[第5版]]までは、緑の5マナバニラクリーチャーといえば、[[鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk]](3/5)と[[ダークウッドの猪/Durkwood Boars]](4/4)であった。[[パワー]]と[[タフネス]]の合計が8と非常に物足りないレベルであり、いくらコモンでシングルシンボルとはいえ、[[青]]の[[水の精霊/Water Elemental]]にすら劣るありさまだった。 | **とはいえ、[[第5版]]までは、緑の5マナバニラクリーチャーといえば、[[鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk]](3/5)と[[ダークウッドの猪/Durkwood Boars]](4/4)であった。[[パワー]]と[[タフネス]]の合計が8と非常に物足りないレベルであり、いくらコモンでシングルシンボルとはいえ、[[青]]の[[水の精霊/Water Elemental]]にすら劣るありさまだった。 | ||
− | **[[第6版]] | + | **[[第6版]]では、レッドウッド・ツリーフォーク(3/6)と豹の戦士(6/3)になって若干のパワーアップを果たしたが、あえてやったと思われるパワーとタフネスのアンバランスさから、[[リミテッド]]でさえいまいち使いにくかった。 |
**[[第7版]]でこれが入ってようやく無難なクリーチャーに落ち着いたと言えるだろう。 | **[[第7版]]でこれが入ってようやく無難なクリーチャーに落ち着いたと言えるだろう。 | ||
− | **なお、[[第8版]]では(ダブルシンボル、アンコモンかつ[[スターター]]のみだが) | + | **なお、[[第8版]]では(ダブルシンボル、アンコモンかつ[[スターター]]のみだが)シルバーバック(5/5)が収録され、緑の悲願である(?)炎の精霊を上回るバニラが[[トーナメント]][[リーガル]]となった。 |
*[[タカラトミー|TAKARA]]の公式サイトで配布している[[体験ゲーム]]では、一体でゲームを決められる最強のクリーチャーである。 | *[[タカラトミー|TAKARA]]の公式サイトで配布している[[体験ゲーム]]では、一体でゲームを決められる最強のクリーチャーである。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[バニラクリーチャー]] | ||
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]] |
2010年4月9日 (金) 13:08時点における版
緑にたくさんいる5マナでコモンのバニラ。その中でも最もバランスの取れたサイズであり、一言で言うと『普通』。
少しいじると次のようなクリーチャーになる。
- 色拘束がきつくなる→シルバーバック/Silverback Ape
- 黒を加える→ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm
- 赤を加える→通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm
- パワーとタフネスがアンバランスになる→レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk、豹の戦士/Panther Warriors
- もちろんこれは緑だからこその話。他の色ではシングルシンボルの5マナでこのサイズのクリーチャーはそれほど多くない。実際、赤では同サイズのバニラである炎の精霊/Fire Elementalがダブルシンボル&アンコモンである。
- とはいえ、第5版までは、緑の5マナバニラクリーチャーといえば、鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk(3/5)とダークウッドの猪/Durkwood Boars(4/4)であった。パワーとタフネスの合計が8と非常に物足りないレベルであり、いくらコモンでシングルシンボルとはいえ、青の水の精霊/Water Elementalにすら劣るありさまだった。
- 第6版では、レッドウッド・ツリーフォーク(3/6)と豹の戦士(6/3)になって若干のパワーアップを果たしたが、あえてやったと思われるパワーとタフネスのアンバランスさから、リミテッドでさえいまいち使いにくかった。
- 第7版でこれが入ってようやく無難なクリーチャーに落ち着いたと言えるだろう。
- なお、第8版では(ダブルシンボル、アンコモンかつスターターのみだが)シルバーバック(5/5)が収録され、緑の悲願である(?)炎の精霊を上回るバニラがトーナメントリーガルとなった。
- TAKARAの公式サイトで配布している体験ゲームでは、一体でゲームを決められる最強のクリーチャーである。
参考
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:ストロングホールド - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:第8版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - コモン
- カード個別評価:ポータル - コモン