サバンナ・ライオン/Savannah Lions
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[[第8版]]で久々に[[再録]]され、話題を総ざらいに。さらに[[第9版]]でも続けて収録。登場直後こそ[[白ウィニー]]の力不足により活躍できなかったが、[[神河ブロック]]参入後はその高い性能を発揮し、[[ボロスウィニー]]や[[Zoo]]といった高速[[ビートダウン]]の隆盛を支えた。また[[第9版]]での再録時は[[クリーチャー・タイプ]]再編により、[[ライオン]]から待望の[[猫]]へ変更されることとなった。 | [[第8版]]で久々に[[再録]]され、話題を総ざらいに。さらに[[第9版]]でも続けて収録。登場直後こそ[[白ウィニー]]の力不足により活躍できなかったが、[[神河ブロック]]参入後はその高い性能を発揮し、[[ボロスウィニー]]や[[Zoo]]といった高速[[ビートダウン]]の隆盛を支えた。また[[第9版]]での再録時は[[クリーチャー・タイプ]]再編により、[[ライオン]]から待望の[[猫]]へ変更されることとなった。 | ||
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*1マナでバニラの2/1というのがどれほど強いか、というのは、他の「1マナで2/1」を見てみるとよくわかる。どれもそれなりのデメリット持ちなのだ。→[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&p_more=2&p_less=2&t_more=1&t_less=1 1マナ2/1クリーチャーを検索] | *1マナでバニラの2/1というのがどれほど強いか、というのは、他の「1マナで2/1」を見てみるとよくわかる。どれもそれなりのデメリット持ちなのだ。→[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&p_more=2&p_less=2&t_more=1&t_less=1 1マナ2/1クリーチャーを検索] | ||
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**[[アーティファクト・クリーチャー]]には[[剃刀草の幕/Razorgrass Screen]]がいるが、こちらは[[壁]]。 | **[[アーティファクト・クリーチャー]]には[[剃刀草の幕/Razorgrass Screen]]がいるが、こちらは[[壁]]。 | ||
**また、さらにデメリットがきつくなった1マナ2/2以上(または3/1)というウィニー群も存在する。白での代表格は[[伝説のクリーチャー]]である[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]。 | **また、さらにデメリットがきつくなった1マナ2/2以上(または3/1)というウィニー群も存在する。白での代表格は[[伝説のクリーチャー]]である[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]。 | ||
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*[[中村聡]]氏の著書「[[中村聡のMagic五輪の書|五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村氏の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。 | *[[中村聡]]氏の著書「[[中村聡のMagic五輪の書|五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村氏の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。 | ||
<!-- 中村氏の周囲では「土地が4枚並ぶまで何もせず、クリーチャーはただP/Tの大きい物が採用される」というのが当たり前で、マナ・コストに関係なくデカいこと=強さです。そんな人間がパックを開ければ「せっかくのレアがただの2/1バニラだった、2/1よりデカいサイズのコモンの方がマシ」となるでしょう。 | <!-- 中村氏の周囲では「土地が4枚並ぶまで何もせず、クリーチャーはただP/Tの大きい物が採用される」というのが当たり前で、マナ・コストに関係なくデカいこと=強さです。そんな人間がパックを開ければ「せっかくのレアがただの2/1バニラだった、2/1よりデカいサイズのコモンの方がマシ」となるでしょう。 | ||
これはウィニーという戦略を中村氏や広木氏等が知らなかったからであり、1ターン目からコスト・パフォーマンスの良いカードをガンガン使うというのが認知されているのならこの様な評価にはなっていなかったはずです。 | これはウィニーという戦略を中村氏や広木氏等が知らなかったからであり、1ターン目からコスト・パフォーマンスの良いカードをガンガン使うというのが認知されているのならこの様な評価にはなっていなかったはずです。 | ||
この様な中村氏の周りの背景(環境)を書かずに、ただ「黎明期に~ゴミクズ」と書くと「黎明期に大多数のプレイヤー間でサバンナ・ライオンはカスだった」と書かれている様に読めます。正しくは「少なくとも中村氏の周囲ではサバンナ・ライオンはカスだった」だと思うのですが。 --> | この様な中村氏の周りの背景(環境)を書かずに、ただ「黎明期に~ゴミクズ」と書くと「黎明期に大多数のプレイヤー間でサバンナ・ライオンはカスだった」と書かれている様に読めます。正しくは「少なくとも中村氏の周囲ではサバンナ・ライオンはカスだった」だと思うのですが。 --> | ||
+ | *[[基本セット2010]]では[[同型再版]]の[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]が[[アンコモン]]で登場。クリーチャーの質の上昇を如実に表している。 | ||
==参考== | ==参考== |
2009年8月11日 (火) 00:14時点における版
1マナながら、パワーが2、かつデメリットもない破格のコスト・パフォーマンスを誇るクリーチャー。その分バニラで、しかもレアである。
第8版で久々に再録され、話題を総ざらいに。さらに第9版でも続けて収録。登場直後こそ白ウィニーの力不足により活躍できなかったが、神河ブロック参入後はその高い性能を発揮し、ボロスウィニーやZooといった高速ビートダウンの隆盛を支えた。また第9版での再録時はクリーチャー・タイプ再編により、ライオンから待望の猫へ変更されることとなった。
- 1マナでバニラの2/1というのがどれほど強いか、というのは、他の「1マナで2/1」を見てみるとよくわかる。どれもそれなりのデメリット持ちなのだ。→1マナ2/1クリーチャーを検索
- 赤にはジャッカルの仔/Jackal Pupを始めそれなりの数が存在する。同カードは中でも非常に使いやすいが、防御に回ると大きく性能が低下してしまう。
- 緑は野生の犬/Wild Dogsやジャングル・ライオン/Jungle Lionなど。これらも基本的に攻める側でのみ役立つクリーチャー。メテンダ・ライオン/Mtenda Lionが最もサバンナ・ライオンに近い性能であると言えるだろう。
- 黒には屍肉ネズミ/Carrion Ratsがいる。ただし、墓地のカードたった1枚で無力化されてしまう。トーナメント実績も芳しくない。
- 青には現在アップキープ・コストを要求するものしかおらず、厳密な意味での1マナ2/1以上は存在しない。
- アーティファクト・クリーチャーには剃刀草の幕/Razorgrass Screenがいるが、こちらは壁。
- また、さらにデメリットがきつくなった1マナ2/2以上(または3/1)というウィニー群も存在する。白での代表格は伝説のクリーチャーである今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda。
- 中村聡氏の著書「五輪の書」によると、黎明期にこのカードは中村氏の周囲では「コモン以下のゴミクズ扱い」をされていたらしい。当然、甲鱗のワーム/Scaled Wurmの方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
- 基本セット2010では同型再版の先兵の精鋭/Elite Vanguardがアンコモンで登場。クリーチャーの質の上昇を如実に表している。
参考
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド - レア
- カード個別評価:アンリミテッド - レア