Hornet Cobra

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[[先制攻撃]]を持つ[[緑]]の[[クリーチャー]]。
 
[[先制攻撃]]を持つ[[緑]]の[[クリーチャー]]。
  
[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で登場した[[カード]]であるにもかかわらず、[[アルファ]]から存在していた[[エルフの射手/Elvish Archers]]よりも[[マナ・コスト]]が[[重い|重く]]、完全な[[下位互換]]である。エルフの射手が[[レア]]であるのに対してHornet Cobraは[[コモン]]なので入手が容易であるという利点はあるが、それくらいしか勝る点がない。過去の強力カードをリメイク時に弱体化して調整することは、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においてよくあることだが、レジェンド当時の水準で考えてもエルフの射手がそれほど強力なカードだったとは考えがたい。実際、エルフの射手はレジェンド発売以降も[[基本セット]]に[[再録]]され続けていた。
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[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で登場した[[カード]]であるにもかかわらず、[[リミテッド・エディション]]から存在していた[[エルフの射手/Elvish Archers]]よりも[[マナ・コスト]]が[[重い|重く]]、完全な[[下位互換]]である<ref>{{Wayback|date=20030211015839|url=http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/1002|title=Card of the Day 2002/10/02}}[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|WotC]]、英語</ref><ref name="abomination">{{Wayback|20230307182958|http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200210.shtml|上記の非公式訳}}</ref>。エルフの射手が[[レア]]であるのに対してHornet Cobraは[[コモン]]なので入手が容易であるという利点はあるが、それくらいしか勝る点がない。過去の強力カードをリメイク時に弱体化して調整することは、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においてよくあることだが、レジェンド当時の水準で考えてもエルフの射手がそれほど強力なカードだったとは考えがたい。実際、エルフの射手はレジェンド発売以降も[[基本セット]]に[[再録]]され続けていた。
  
レジェンドの次の[[エキスパンション]]である[[ザ・ダーク]]では、同じマナ・コストで[[タフネス]]が高い[[山ヒル/Land Leeches]]という上位互換も登場した。[[稀少度]]に関しても、Hornet Cobraがコモン1なのに対して山ヒルはコモン2であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった。
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レジェンドの次の[[エキスパンション]]である[[ザ・ダーク]]では、同じマナ・コストで[[タフネス]]が高い[[山ヒル/Land Leeches]]という上位互換も登場した。[[稀少度]]に関しても、Hornet Cobraがコモン2なのに対して山ヒルはコモン3であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった<ref name="abomination" />。
  
 
これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。
 
これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。
 
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*初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[コブラ]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[蛇]]に変更された(コブラは廃止)。
 
*[[アーティファクト・クリーチャー]]版に[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]がある。こちらは[[アーティファクト]]ゆえの[[破壊]]されやすさがあるので一概に上位互換とは呼べないが、[[色]]を選ばないのはやはり便利である。
 
*[[アーティファクト・クリーチャー]]版に[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]がある。こちらは[[アーティファクト]]ゆえの[[破壊]]されやすさがあるので一概に上位互換とは呼べないが、[[色]]を選ばないのはやはり便利である。
 
*2007年2月末日までで、「Hornet Cobraが使えるがエルフの射手は使えない」という公式の[[構築]]戦[[フォーマット]]が存在したことは無い。すなわち構築戦の歴史においては、Hornet Cobraがエルフの射手に代わって使われたような時期は存在しない。
 
*2007年2月末日までで、「Hornet Cobraが使えるがエルフの射手は使えない」という公式の[[構築]]戦[[フォーマット]]が存在したことは無い。すなわち構築戦の歴史においては、Hornet Cobraがエルフの射手に代わって使われたような時期は存在しない。
 
*[[フレイバー・テキスト]]は、かの有名なノーベル文学賞受賞作家、[[Wikipedia:ja:ラドヤード・キップリング|ジョセフ・ラドヤード・キップリング]]の著作であり、彼が少年時代にインドで過ごした経験から生まれた作品『ジャングル・ブック』からの引用。
 
*[[フレイバー・テキスト]]は、かの有名なノーベル文学賞受賞作家、[[Wikipedia:ja:ラドヤード・キップリング|ジョセフ・ラドヤード・キップリング]]の著作であり、彼が少年時代にインドで過ごした経験から生まれた作品『ジャングル・ブック』からの引用。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
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*[[カード名百科事典#スズメバチ|Hornet]]([[カード名百科事典]])
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*[[カード名百科事典#コブラ|Cobra]](カード名百科事典)
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[コモン]]2
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[コモン]]2

2024年8月17日 (土) 21:25時点における最新版


Hornet Cobra (1)(緑)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)

先制攻撃

2/1

先制攻撃を持つクリーチャー

レジェンドで登場したカードであるにもかかわらず、リミテッド・エディションから存在していたエルフの射手/Elvish Archersよりもマナ・コスト重く、完全な下位互換である[1][2]。エルフの射手がレアであるのに対してHornet Cobraはコモンなので入手が容易であるという利点はあるが、それくらいしか勝る点がない。過去の強力カードをリメイク時に弱体化して調整することは、マジックにおいてよくあることだが、レジェンド当時の水準で考えてもエルフの射手がそれほど強力なカードだったとは考えがたい。実際、エルフの射手はレジェンド発売以降も基本セット再録され続けていた。

レジェンドの次のエキスパンションであるザ・ダークでは、同じマナ・コストでタフネスが高い山ヒル/Land Leechesという上位互換も登場した。稀少度に関しても、Hornet Cobraがコモン2なのに対して山ヒルはコモン3であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった[2]

これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。

[編集] 脚注

  1. Card of the Day 2002/10/02 - Wayback Machine(2003年2月11日アーカイブ分)WotC、英語
  2. 2.0 2.1 上記の非公式訳 - Wayback Machine(2023年3月7日アーカイブ分)

[編集] 参考

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