ファイレクシアの食刻/Phyrexian Etchings
提供:MTG Wiki
(トーク) |
|||
24行: | 24行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]] |
2008年8月4日 (月) 11:30時点における版
エンチャント
累加アップキープ(黒)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたの終了ステップの開始時に、ファイレクシアの食刻の上に置かれている経年カウンター1個につきカードを1枚引く。
ファイレクシアの食刻が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、その上に置かれている経年カウンター1個につき2点のライフを失う。
コールドスナップで新たに登場した黒のドローエンジン。 一見ネクロポーテンス/Necropotenceの流れを汲むカードに見えなくもないが、その特徴を考えると強欲/Greed系列であろう。 ネクロポーテンス系と違い、強欲のように「マナを払って引いて」いるのだから。
さて、どう使ったものか。 時間が経たないと機能しないため、コンボデッキでの使用には向かない。 累加アップキープのため、速攻系のデッキやコントロールではマナが圧迫されて使い辛い。 また、累加アップキープを支払った直後に割られた際の損失も他のドローエンジンに比べ痛い。
ネクロポーテンス系や強欲と違った使い方を見つけるのなら、バウンスを利用して手札に戻すのがいいか。 この方法ならばライフを失わずに手札のみを増やす事が可能。 マナ・コスト、アップキープ・コストの面で他の色をタッチし辛いのが難しいところ。 テル=ジラードの鉄筆/Tel-Jilad Stylusなら他の色を加えなくても問題をクリアできるが、ライブラリーの底に戻るので再利用しにくい難点がある。
デメリットを逆手にとって、維持しきれなくなりそうになったら寄付/Donateで相手に贈りつけてライフロスさせる手もある。
- ある意味「1マナで1ドローの権利」を2点のライフを担保に借りるカードと言えるかもしれない。
- ドローのタイミングやデメリットは違うが、経年カウンター分のドローと言うと精神の渦/Psychic Vortexの亜種かも知れない。
- 2、3個カウンターが乗っている状態で永劫の中軸/Eon Hubを出せば割られない限りタダで毎ターン追加ドロー。笑いが止まらない。