Hazezon Tamar

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大量の[[クリーチャー]]・[[トークン]]を[[生成]]できるクリーチャー。[[戦場に出る|戦場に出た]]次の[[アップキープ]]に[[土地]]の数だけトークンが沸く。ただし、これが[[戦場を離れる]]とトークンはすべて[[追放]]されてしまう。
 
大量の[[クリーチャー]]・[[トークン]]を[[生成]]できるクリーチャー。[[戦場に出る|戦場に出た]]次の[[アップキープ]]に[[土地]]の数だけトークンが沸く。ただし、これが[[戦場を離れる]]とトークンはすべて[[追放]]されてしまう。
  
これ自体は[[マナ・コスト]]の割に2/4と[[サイズ]]が小さいが、トークンの数で戦力不足を埋めるような仕組み。この[[カード]]が作られた[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]当時は、有効な[[マナ・アーティファクト]]が少なかったために[[マナ基盤]]は実質的に土地だけであり、これのマナ・コストの大きさもかえって「大量のトークンを生む」結果につながり、それなりに人気があった。
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これ自体は[[マナ・コスト]]の割に2/4と[[サイズ]]が小さいが、トークンの数で戦力を増強できる。この[[カード]]が作られた[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]当時は、優秀な[[マナ・アーティファクト]]が少なく[[マナ基盤]]は実質的に土地だけであり、これのマナ・コストの大きさもかえって大量のトークンを生む結果につながり、それなりに人気があった。
  
 
*トークンが生成される前にこれが戦場を離れた場合、その後に出たトークンはこれの[[能力]]で追放されずに残り続ける。
 
*トークンが生成される前にこれが戦場を離れた場合、その後に出たトークンはこれの[[能力]]で追放されずに残り続ける。
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==オラクルの変遷==
 
==オラクルの変遷==
印刷時の[[ルール文章]]は現在のものに近い挙動である。1998年頃の[[オラクル]]([[第5版]]ルール)では、トークン生成能力は「Hazezon Tamarは『[[あなた]]のアップキープの間、あなたが[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する土地1つにつき、Sand Warriorクリーチャー・トークンを1体戦場に出す。』を持った状態で戦場に出る。」と表現されていた。
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印刷時の[[ルール文章]]は現在のものに近い挙動である。1998年頃の[[オラクル]]([[第5版]]ルール)では、トークン生成能力は「Hazezon Tamarは『[[あなた]]のアップキープの間、あなたが[[コントロール]]する土地1つにつき、Sand Warriorクリーチャー・トークンを1体戦場に出す。』を持った状態で戦場に出る。」と表現されていた。
  
「1つのクリーチャー・タイプは、1つの単語で表される」というルールにより、1999年9月頃の[[オラクル]]更新でSand WarriorはSand-Warriorとハイフンで繋がれた。その後、戦士(Warrior)のクリーチャー・タイプが存在することから、2001年8月のオラクル変更時で砂漠の民(Sand)・戦士に分割される。
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「1つのクリーチャー・タイプは、1つの単語で表される」というルールにより、1999年9月頃のオラクル更新でSand WarriorはSand-Warriorとハイフンで繋がれた。その後、戦士(Warrior)のクリーチャー・タイプが存在することから、2001年8月のオラクル変更時で砂漠の民(Sand)・戦士に分割される。
  
2002年3月頃のオラクル更新で、トークン生成能力の[[誘発条件]]は「あなたのアップキープの開始時に、Hazezon Tamarがあなたの直前のアップキープより後に戦場に出た場合」と変更された。これによって、自分がこれを[[唱える|唱えた]]後、他の[[プレイヤー]]に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪われると、どのプレイヤーもトークンを得られない状況ができるようになった。
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2002年3月頃のオラクル更新で、トークン生成能力の[[誘発条件]]は「あなたのアップキープの開始時に、Hazezon Tamarがあなたの直前のアップキープより後に戦場に出た場合」と変更された。これによって、自分がこれを[[唱える|唱えた]]後、他の[[プレイヤー]]にコントロールを奪われると、どのプレイヤーもトークンを得られない状況ができるようになった。
  
また、2005年8月頃のオラクル更新で、Hazezon Tamarが持つ「戦場を離れたときに砂漠の民・戦士を追放する」能力は、[[トークン]]が持つ「《Hazezon Tamar》という名前のパーマネントが戦場に出ていないとき、このカードを追放する。」という能力に変更された。この変更により、他の砂漠の民・戦士([[多相]]など)には影響を及ぼさないようになっていた。
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また、2005年8月頃のオラクル更新で、Hazezon Tamarが持つ「戦場を離れたときに砂漠の民・戦士を追放する」能力は、トークンが持つ「《Hazezon Tamar》という名前のパーマネントが戦場に出ていないとき、このカードを追放する。」という能力に変更された。この変更により、他の砂漠の民・戦士(多相など)には影響を及ぼさないようになっていた。
  
 
その後、印刷時の挙動に近づけるため、2009年9月4日のオラクル更新で、トークン生成能力の誘発条件は「戦場に出したプレイヤーの次のアップキープ」に[[誘発]]する遅延誘発型能力を生成する[[ETB]]能力になり、追放能力もトークンではなくHazezon Tamarが持つものに戻された。
 
その後、印刷時の挙動に近づけるため、2009年9月4日のオラクル更新で、トークン生成能力の誘発条件は「戦場に出したプレイヤーの次のアップキープ」に[[誘発]]する遅延誘発型能力を生成する[[ETB]]能力になり、追放能力もトークンではなくHazezon Tamarが持つものに戻された。

2024年1月22日 (月) 01:30時点における版


Hazezon Tamar (4)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

Hazezon Tamarが戦場に出たとき、あなたの次のアップキープの開始時に、赤であり緑であり白である1/1の砂漠の民(Sand)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、あなたがその時にコントロールしている土地の数である。
Hazezon Tamarが戦場を離れたとき、すべての砂漠の民・戦士を追放する。

2/4

大量のクリーチャートークン生成できるクリーチャー。戦場に出た次のアップキープ土地の数だけトークンが沸く。ただし、これが戦場を離れるとトークンはすべて追放されてしまう。

これ自体はマナ・コストの割に2/4とサイズが小さいが、トークンの数で戦力を増強できる。このカードが作られたレジェンド当時は、優秀なマナ・アーティファクトが少なくマナ基盤は実質的に土地だけであり、これのマナ・コストの大きさもかえって大量のトークンを生む結果につながり、それなりに人気があった。

関連カード

オラクルの変遷

印刷時のルール文章は現在のものに近い挙動である。1998年頃のオラクル第5版ルール)では、トークン生成能力は「Hazezon Tamarは『あなたのアップキープの間、あなたがコントロールする土地1つにつき、Sand Warriorクリーチャー・トークンを1体戦場に出す。』を持った状態で戦場に出る。」と表現されていた。

「1つのクリーチャー・タイプは、1つの単語で表される」というルールにより、1999年9月頃のオラクル更新でSand WarriorはSand-Warriorとハイフンで繋がれた。その後、戦士(Warrior)のクリーチャー・タイプが存在することから、2001年8月のオラクル変更時で砂漠の民(Sand)・戦士に分割される。

2002年3月頃のオラクル更新で、トークン生成能力の誘発条件は「あなたのアップキープの開始時に、Hazezon Tamarがあなたの直前のアップキープより後に戦場に出た場合」と変更された。これによって、自分がこれを唱えた後、他のプレイヤーにコントロールを奪われると、どのプレイヤーもトークンを得られない状況ができるようになった。

また、2005年8月頃のオラクル更新で、Hazezon Tamarが持つ「戦場を離れたときに砂漠の民・戦士を追放する」能力は、トークンが持つ「《Hazezon Tamar》という名前のパーマネントが戦場に出ていないとき、このカードを追放する。」という能力に変更された。この変更により、他の砂漠の民・戦士(多相など)には影響を及ぼさないようになっていた。

その後、印刷時の挙動に近づけるため、2009年9月4日のオラクル更新で、トークン生成能力の誘発条件は「戦場に出したプレイヤーの次のアップキープ」に誘発する遅延誘発型能力を生成するETB能力になり、追放能力もトークンではなくHazezon Tamarが持つものに戻された。

参考

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