説得の力/Power of Persuasion
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
{{#card:Power of Persuasion}} | {{#card:Power of Persuasion}} | ||
− | [[クリーチャー]]1体を説得する[[ソーサリー]]。20面[[サイコロ]]の出目が1-9なら[[バウンス]]、10-19なら[[ | + | [[クリーチャー]]1体を説得する[[ソーサリー]]。20面[[サイコロ]]の出目が1-9なら[[手札]]へ[[バウンス]]、10-19なら[[ライブラリー]]へバウンス、20なら一時的に仲間にすることができる。 |
− | 3[[マナ]]のソーサリーであることを考えると、かなり[[コストパフォーマンス]]の悪い1枚。10-19の出目を出したとしてもなお[[時の引き潮/Time Ebb]]の[[下位互換]] | + | 3[[マナ]]のソーサリーであることを考えると、かなり[[コストパフォーマンス]]の悪い1枚。10-19の出目を出したとしてもなお[[時の引き潮/Time Ebb]]の[[下位互換]]で、[[対戦相手]]には[[ライブラリーの一番下]]へ送る選択肢があるため、[[タイム・デストラクション]]としても不確実。9以下の出目を出してしまった日にはもはや悲惨で、何重にも弱体化した[[送還/Unsummon]]になってしまう。5%の確率に勝って20を出せばそれなりに強力だが、それでも[[反逆の行動/Act of Treason]]と大差ないし、時間が過ぎれば勝手に相手の[[コントロール]]下に帰ってしまうため、マナを再度支払わせられるバウンス効果の方がマシな場面すらある。 |
− | + | ||
数少ない美点はサイコロを振れることそのものだろう。[[フェイワイルドのペテン師/Feywild Trickster]]などを誘発させながらバウンスで[[テンポ・アドバンテージ]]を取れるのは、[[リミテッド]]ならばかなり強力なアクションである。また、[[クリーチャー]]・[[トークン]]を除去する目的で使用する場合、(20が出なければ)出目に関わらず同じ結果を得られるため、不確定性に悩まされることはなくなる。逆に言えば、そのようなはっきりした採用理由がない限りは、同じバウンス呪文の[[君は川にたどり着いた/You Come to a River]]の方を選択したほうがよいだろう。 | 数少ない美点はサイコロを振れることそのものだろう。[[フェイワイルドのペテン師/Feywild Trickster]]などを誘発させながらバウンスで[[テンポ・アドバンテージ]]を取れるのは、[[リミテッド]]ならばかなり強力なアクションである。また、[[クリーチャー]]・[[トークン]]を除去する目的で使用する場合、(20が出なければ)出目に関わらず同じ結果を得られるため、不確定性に悩まされることはなくなる。逆に言えば、そのようなはっきりした採用理由がない限りは、同じバウンス呪文の[[君は川にたどり着いた/You Come to a River]]の方を選択したほうがよいだろう。 |
2021年8月11日 (水) 19:39時点における最新版
ソーサリー
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。1個のd20を振る。
1-9|それをオーナーの手札に戻す。
10-19|それのオーナーはそれを自分のライブラリーの一番上か一番下に置く。
20|次のあなたのターン終了時まで、それのコントロールを得る。
クリーチャー1体を説得するソーサリー。20面サイコロの出目が1-9なら手札へバウンス、10-19ならライブラリーへバウンス、20なら一時的に仲間にすることができる。
3マナのソーサリーであることを考えると、かなりコストパフォーマンスの悪い1枚。10-19の出目を出したとしてもなお時の引き潮/Time Ebbの下位互換で、対戦相手にはライブラリーの一番下へ送る選択肢があるため、タイム・デストラクションとしても不確実。9以下の出目を出してしまった日にはもはや悲惨で、何重にも弱体化した送還/Unsummonになってしまう。5%の確率に勝って20を出せばそれなりに強力だが、それでも反逆の行動/Act of Treasonと大差ないし、時間が過ぎれば勝手に相手のコントロール下に帰ってしまうため、マナを再度支払わせられるバウンス効果の方がマシな場面すらある。
数少ない美点はサイコロを振れることそのものだろう。フェイワイルドのペテン師/Feywild Tricksterなどを誘発させながらバウンスでテンポ・アドバンテージを取れるのは、リミテッドならばかなり強力なアクションである。また、クリーチャー・トークンを除去する目的で使用する場合、(20が出なければ)出目に関わらず同じ結果を得られるため、不確定性に悩まされることはなくなる。逆に言えば、そのようなはっきりした採用理由がない限りは、同じバウンス呪文の君は川にたどり着いた/You Come to a Riverの方を選択したほうがよいだろう。