Imprison

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[[対象]][[クリーチャー]]を無力化する[[エンチャント]]
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[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]された[[クリーチャー]]を無力化するエンチャント。そのクリーチャーが[[攻撃]][[ブロック (ルール用語)|ブロック]]したり、[[タップ能力]]を[[起動]]したりしたとき、1[[マナ]][[支払う|支払え]]ばそれを無効にできる。しかし、支払わなければこれが[[破壊]]される。
そのクリーチャーがなにかするたびに、それを妨害することができる。
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ただし、[[マナ能力]][[タップ]]を伴わない能力は妨害できない。
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これ自体は1[[マナ]]の軽い呪文だが、相手がなにかしようとするたびにこちらがマナを追加消費しなければならないため、序盤にマナを使い切って出すことは意味がないし、中盤以降も(普通)[[土地]]1枚を拘束されてしまう。
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これ自体は1[[マナ]]の[[軽い]]呪文だが、相手がなにかしようとするたびにこちらがマナを追加消費しなければならないため、序盤にマナを使い切って出すことは意味がないし、中盤以降も(普通)[[土地]]などの[[マナ基盤]]1枚を拘束されてしまう。
  
正直、[[黒]]ならばさっさと[[除去]]してしまったほうがいいと思うのだが…黒の除去が苦手とする黒や[[アーティファクト]]のクリーチャー対策、というところだろうか。
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[[黒]][[除去]]が苦手とする黒や[[アーティファクト]]のクリーチャーを[[黒マナ]]1つで封じられる点は評価できるが、やはり対策としては不完全なので、普通の除去[[呪文]]を使った方がよいだろう。
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*変更前の[[オラクル]]では[[瞬間群葉/Flash Foliage]]や[[霊気の原形質/Aetherplasm]]によって[[ブロックしている状態で戦場に出る]]クリーチャーに対応できなかったため、[[2009年]]7月11日のオラクル更新でその状況に対応できるように変更された。詳細は、同じ変更が行われた[[バルデュヴィアの大将軍/Balduvian Warlord]]を参照。
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*[[1998年]]7月頃のオラクル更新で、一時期「破壊する」が「[[生け贄に捧げる]]」に変更されていたが、[[2009年]]7月11日オラクル更新で「破壊する」に戻された。
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==禁止指定==
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[[2020年]]6月10日より、使用可能な全[[フォーマット]]で[[禁止カード]]に指定された。同時に、公式データベースの[[Gatherer]]からカード画像が削除された({{Gatherer|id=1447|該当ページ}})。これはカード内に人種差別的または文化侮辱的描写が含まれていたことによる<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/depictions-racism-magic-2020-06-10 Depictions of Racism in Magic]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034052/ 人種差別を想起させる描写についての声明](News [[2020年]]6月10日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。
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*告知の記事内では各カードについての詳細な禁止理由は明言されていないが、以下の要素が問題になったと推察される。
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**[[絵|イラスト]]でマスクを付け拘束されている肌の黒い人物が描かれていた点。このような[[Wikipedia:Slave iron bit|金属製のマスク]]は、奴隷制時代の米国南部で、黒人奴隷の拘束・拷問に使われていた背景がある。[[カード名]]と相まって、[[Wikipedia:ja:奴隷制|奴隷制]]や人種差別を想起させていた。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
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*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
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*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1
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[[Category:レジェンドの再録禁止カード]]

2020年6月27日 (土) 21:20時点における最新版


Imprison (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
プレイヤーが、エンチャントされているクリーチャーの、その起動コストに(T)を含むマナ能力でない能力を起動するたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、その能力を打ち消す。そうしなかった場合、Imprisonを破壊する。
エンチャントされているクリーチャーが攻撃かブロックするたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーをタップし、戦闘から取り除く。この戦闘でそれによってのみブロックされていた、それがブロックしていたクリーチャーはブロックされていない状態になる。そうしなかった場合、Imprisonを破壊する。


エンチャントされたクリーチャーを無力化するエンチャント。そのクリーチャーが攻撃ブロックしたり、タップ能力起動したりしたとき、1マナ支払えばそれを無効にできる。しかし、支払わなければこれが破壊される。

これ自体は1マナ軽い呪文だが、相手がなにかしようとするたびにこちらがマナを追加消費しなければならないため、序盤にマナを使い切って出すことは意味がないし、中盤以降も(普通)土地などのマナ基盤1枚を拘束されてしまう。

除去が苦手とする黒やアーティファクトのクリーチャーを黒マナ1つで封じられる点は評価できるが、やはり対策としては不完全なので、普通の除去呪文を使った方がよいだろう。

[編集] 禁止指定

2020年6月10日より、使用可能な全フォーマット禁止カードに指定された。同時に、公式データベースのGathererからカード画像が削除された(該当ページ)。これはカード内に人種差別的または文化侮辱的描写が含まれていたことによる[1]

  • 告知の記事内では各カードについての詳細な禁止理由は明言されていないが、以下の要素が問題になったと推察される。
    • イラストでマスクを付け拘束されている肌の黒い人物が描かれていた点。このような金属製のマスクは、奴隷制時代の米国南部で、黒人奴隷の拘束・拷問に使われていた背景がある。カード名と相まって、奴隷制や人種差別を想起させていた。

[編集] 脚注

  1. Depictions of Racism in Magic/人種差別を想起させる描写についての声明(News 2020年6月10日 Wizards of the Coast著)

[編集] 参考

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