執政官

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初出は[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[魅力的な執政官/Blazing Archon]]。しばらくはそれ専用のクリーチャー・タイプだったが、3年後の[[イーブンタイド]]で新種の[[正義の執政官/Archon of Justice]]が登場。その後も徐々に数を増やしている。
  
 
[[白]]かそれを含む[[多色]]にのみ存在する。共通する[[能力]]としては全員[[飛行]]を持ち、また[[パーマネント]]を[[追放]]する[[誘発型能力]]を持つものがいくつかいる。
 
[[白]]かそれを含む[[多色]]にのみ存在する。共通する[[能力]]としては全員[[飛行]]を持ち、また[[パーマネント]]を[[追放]]する[[誘発型能力]]を持つものがいくつかいる。
  
[[伝説の]]執政官は[[暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad]]のみ([[テーロス]]現在)。
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[[伝説の]]執政官は[[暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad]]のみ。
  
 
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*[[カード名]]に「執政官/Archon」とつくクリーチャーは他に[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]が存在するが、そちらの「アルコーン」は原義どおりの政治官僚の意味で用いられており、クリーチャー・タイプも[[人間]]・[[クレリック]]である。
 
*[[カード名]]に「執政官/Archon」とつくクリーチャーは他に[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]が存在するが、そちらの「アルコーン」は原義どおりの政治官僚の意味で用いられており、クリーチャー・タイプも[[人間]]・[[クレリック]]である。
 
**カード名を訳すとき、多くの場合は先例にならって逐語訳的に訳すことで、異言語カード間の対照に困らないようにしている(→[[テンプレート#カード名のテンプレート]])が、執政官の訳語についてはそれが仇となったと言えよう。初代執政官である魅力的な執政官の{{Gatherer|id=83754|イラスト}}が、それと分かりにくいものであったことも大きいか。
 
**カード名を訳すとき、多くの場合は先例にならって逐語訳的に訳すことで、異言語カード間の対照に困らないようにしている(→[[テンプレート#カード名のテンプレート]])が、執政官の訳語についてはそれが仇となったと言えよう。初代執政官である魅力的な執政官の{{Gatherer|id=83754|イラスト}}が、それと分かりにくいものであったことも大きいか。
*初代の魅力的な執政官から4枚目にあたる[[復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon]]のカード名で初めて'''アルコン'''とギリシア語読みで訳されたが、テーロスでは再び執政官と訳された。
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*初代の魅力的な執政官から4枚目にあたる[[復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon]]のカード名で初めて'''アルコン'''とギリシア語読みで訳されたが、[[テーロス]]では再び執政官と訳された。
  
 
==参考==
 
==参考==

2018年6月1日 (金) 15:03時点における版

執政官/Archonは、クリーチャー・タイプの1つ。元ネタは存在するが、マジック:ザ・ギャザリングオリジナルのクリーチャー


Blazing Archon / 魅力的な執政官 (6)(白)(白)(白)
クリーチャー — 執政官(Archon)

飛行
クリーチャーはあなたを攻撃できない。

5/6


Archon of Justice / 正義の執政官 (3)(白)(白)
クリーチャー — 執政官(Archon)

飛行
正義の執政官が死亡したとき、パーマネント1つを対象とし、それを追放する。

4/4


Krond the Dawn-Clad / 暁まといのクロンド (緑)(緑)(緑)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 執政官(Archon)

飛行、警戒
暁まといのクロンドが攻撃するたび、それがエンチャントされている場合、パーマネント1つを対象とし、それを追放する。

6/6

初出はラヴニカ:ギルドの都魅力的な執政官/Blazing Archon。しばらくはそれ専用のクリーチャー・タイプだったが、3年後のイーブンタイドで新種の正義の執政官/Archon of Justiceが登場。その後も徐々に数を増やしている。

かそれを含む多色にのみ存在する。共通する能力としては全員飛行を持ち、またパーマネント追放する誘発型能力を持つものがいくつかいる。

伝説の執政官は暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Cladのみ。

ストーリー

「アルコーン」とはもともとギリシア語で「執政官」を意味し、その名の通り、古代アテネの政治に携わる官職のことを指す。和訳でも、それを踏まえて「執政官」と訳されている。

転じて、グノーシス主義では「偽神」すなわち全知全能でない神、低位の神を意味する。そこから派生し、創作ファンタジーの世界でも、神に準ずる強大な存在などを指す言葉として使われる。例えばダンジョンズ&ドラゴンズに登場する天使的存在も「Archon」と呼ばれている。マジックのArchonもその流れを汲んだ超現実的で神秘的な種族である。

マジックでは、人型の堂々たる体躯を持ち盲目であり、何らかの空飛ぶ生き物に騎乗しており、栄光や正義などのに属する原理や価値観を体現するクリーチャーである(→Angry Lands, Brave Adventurers, and Other Decks for Vorthosマジックの独自クリーチャーたち参照)。

  • Archonは英語では「アーカン」「アルカン」、原語であるギリシア語では「アルコン」「アルコーン」と発音する。
  • カード名に「執政官/Archon」とつくクリーチャーは他に陰謀団の執政官/Cabal Archonが存在するが、そちらの「アルコーン」は原義どおりの政治官僚の意味で用いられており、クリーチャー・タイプも人間クレリックである。
    • カード名を訳すとき、多くの場合は先例にならって逐語訳的に訳すことで、異言語カード間の対照に困らないようにしている(→テンプレート#カード名のテンプレート)が、執政官の訳語についてはそれが仇となったと言えよう。初代執政官である魅力的な執政官のイラストが、それと分かりにくいものであったことも大きいか。
  • 初代の魅力的な執政官から4枚目にあたる復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archonのカード名で初めてアルコンとギリシア語読みで訳されたが、テーロスでは再び執政官と訳された。

参考

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