炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenix
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
炎跡のフェニックスは、可能なら各戦闘で攻撃する。
獰猛 ― あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたの墓地にある炎跡のフェニックスを戦場に戻す。
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パワー4以上のクリーチャーをコントロールしていれば、1マナで墓地から戦場に戻すことができるフェニックス。
3マナ2/2飛行・速攻という高い基本性能に加え、比較的緩い条件と軽いコストで何度でも復活できる優秀なクリーチャー。攻撃強制のペナルティ能力を持つためブロッカーとしては使用しづらいが、前のめりなアグロ系のデッキではそこまで気にならないだろう。
運命再編登場時のスタンダードでは、赤単やアタルカ・レッド、赤黒ドラゴンといった赤いビートダウンデッキで、メタゲームに合わせる形でしばしば採用された。
ファウンデーションズで再録。こちらのスタンダードでは、2025年〜2026年期に成立したラクドス・モニュメントでディスカードを有効利用できるカードとして採用される。
モダンにおいてもホロウ・ワンで採用されることがある。虚ろな者/Hollow Oneや炎刃の達人/Flameblade Adept・略奪するアオザメ/Marauding Makoといったパワー4以上のクリーチャーを用意しやすく、信仰無き物あさり/Faithless Lootingなどで墓地に送り込んでから復活させることでデッキの継戦能力・爆発力の上昇に一役買える。特に赤単色で組む場合は価値が高くなる。
リミテッドでは、クリーチャー主体のフォーマット柄パワー4のクリーチャーが比較的残りやすく、地上を固めた状態で空からクロックを刻める点が強力。もっとも攻撃強制は無視できないデメリットであり、大きめのフライヤーが多いカードプールではポテンシャルを活かすことが難しくなるか。
ファウンデーションズのリミテッドでは、このカードを一方的に討ち取れるフライヤーや到達つきクリーチャーが少なくないため、評価がかなり下がる。一応赤緑の「パワー4以上」のアーキタイプに合致した能力ではあるが、各アーキタイプの完成度が低いカード・セットということもあり色決めの動機としては力不足。一応黒には吸血鬼の大食家/Vampire Gourmandや飢えたグール/Hungry Ghoulといった戦闘向きのサクり台が存在するので、アタッカーの補助を兼ねるサブアタッカーとして強襲の達成と生け贄ギミックを同時にサポートすることが可能。特に後者は自力でサイズアップできるため獰猛を達成する役目も担える。
- チャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenixとは共通点が多く、比較も興味深い。デッキがパワーの高いクリーチャーを多く使う構成であるならばこちらに、赤のインスタントやソーサリーによる火力がメインの構成であるならばチャンドラのフェニックスに、それぞれ軍配が上がるだろう。
- 運命再編印刷時にはセットのメカニズムである能力語の獰猛が書かれていたが、ファウンデーションズに再録された際には能力語はカードに印刷されていない(オラクルには依然として記載されている)。同時収録の狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Callerと毒の目利き/Venom Connoisseurも同様。
ルール
[編集]- 「戦闘の開始時」とは戦闘開始ステップの開始時を意味する。速攻と攻撃強制を持つため、通常はその直後の攻撃クリーチャー指定ステップで攻撃クリーチャーに指定しなければならない。
- 自身を戦場に戻す能力はif節ルールを使用している。誘発時だけでなく解決時にもパワー4以上のクリーチャーをコントロールしていなければ戦場に戻すことはできない。
参考
[編集]- Flamewake Phoenix/炎跡のフェニックス(Daily MTG、Latest Developments、文:Sam Stoddard、訳:益山拓也)
- 墓地にある間に機能する能力を持つカード
- カード個別評価:運命再編 - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア