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ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon

提供: MTG Wiki
Rune-Scarred Demon / ルーン傷の悪魔 (5)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行
ルーン傷の悪魔が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
6/6

戦場に出たときに魔性の教示者/Diabolic Tutor(より古くは悪魔の教示者/Demonic Tutor)の効果を得られる大型フライヤー。

魔性の教示者から不特定3マナが増えた代わりに6/6飛行のクリーチャが付いた形になっており、コスト・パフォーマンスは破格。クリーチャーゆえ回収手段やリアニメイトなどの踏み倒しと組み合わせることも可能となり、重さと引き換えにシナジー形成力が高くなった。

「初期ライフ20点のフォーマットなら3、4回攻撃が通れば勝てるサイズの飛行クリーチャーが、その勝利までの道筋を作るカードを自ら用意できる」という構造のため、フィニッシャーとして安定性が高い。たとえば、相手にブロッカーがいるなら排除するための除去や踏み越えるための強化カードを、相手が除去を構えているなら2枚目のルーン傷の悪魔や他のフィニッシャーを、互いに軸をずらしてダメージレースになりそうならドレイン系カードや絆魂持ちクリーチャーを、といったように状況に応じたカードをサーチすることで勝利の可能性を大きく引き上げてくれる。

一方でネックとなるのは7マナという重さ。ランプ系のデッキならば払えないでもないが、サーチしたカードを即座に使用できるマナを残したいという点から、何らかの踏み倒し手段と組み合わせるのが好ましい。

基本セット2012での初出時は、おあつらえ向きの軽いコピーカードである幻影の像/Phantasmal Imageも同時に収録されており、連鎖的にアドバンテージを獲得することが可能となっていた。また隣接するイニストラード・ブロックには明滅ギミックが収録されており、除去耐性のないこのカードを守りつつ能力を再利用してアドバンテージを稼ぐことができるという点で相性がよかった。

ファウンデーションズでの再録直後、団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードでは、他の踏み倒し先の候補として一気に手札を増やせる偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierが併存しており、こちらが使用されることは稀だった。続く2025年〜2026年期のスタンダードにおいては、ローテーションにより偉大なる統一者、アトラクサがスタンダード落ちしたため競合するカードは無くなったものの、環境に存在するリアニメイトなどの踏み倒しデッキの大半が実質的な1ショットキル狙いであるため、後続を呼ぶ用途のこれをトーナメントシーンで見かけることは少ない。

登場直後のエターナルでは踏み倒しとの相性に着目され、レガシーのスニーク・ショー、ヴィンテージのオースといったデッキで使用された。特に騙し討ち/Sneak Attackと組み合わせると後続のこのカードをサーチし並べることができ、赤マナが4つ出る状況ならばフライヤー4体による24点の打点を出せるのが強みだった。しかしアヴァシンの帰還でグリセルブランド/Griselbrandが登場して以降は、「確定で1枚サーチをするよりも、7枚引いて大きなカード・アドバンテージを得つつその中の有効カードを使う方が強い」という考えからそちらに差し変わって行った。

リミテッドにおいては、7マナ6/6飛行の時点でフィニッシャーを任せられる性能。加えて、前述のとおり後続のクリーチャーや除去を持って来ることができるので、これを出せばそのまま押し切れる場合が多い。とはいえ7マナは意識しなければ安定して到達させることはできないため、ドラフトでこれをピックしたならば、その後はランプかコントロールデッキになるようにまとめてマナを伸ばすことを意識したり、あるいはリアニメイト手段を積極的に確保したりといった工夫をすることになる。ファウンデーションズ環境では、スレッショルド達成用の墓地肥やし手段に加えアンコモンのゾンビ化/Zombifyと同居しているので、白黒や青黒といった遅めのデッキとの噛み合いが良い。

参考

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